机とにらめっこするYU
YUは昨日、机とにらめっこをしていた。ずいぶん長い間。20分くらいだっただろうか。
机の上には塾の理科の宿題。
月と星の動きについて。先週の復習だ。でも、ちっとも進んでいない。1問だって出来ていなかったのだ。まあ、考えても分からないものは分からないので、教科書や参考書を見ながらやるようにするのでした。
さて、みなさん、ここで問題です。
夜7時頃見えるのは、西の空に見える月は? 答え
真夜中に南中している月は? 答え
全天で、一番明るい星は? 答え シリウス(おおいぬ座)オリオン座の近くに見える白い☆ね
冬の大三角形は シリウスと、ベテルギウス(オリオン座)と、プロキオン(こいぬ座)
なんていうことを、覚えるわけです。(分かった方、あなたはかなりの天文通!?)
この冬、実家に帰り、YUの理科の宿題、天体観測をやった。我が家では見られない、満天とは言えない星だけれどもまあ3割くらいは見えているのだろうか。我が家では、オリオン座を見つけるのも容易ではない。星の方向に都会の明かりが邪魔をする。
実家での天体観測。上記の冬の大3角形、しっかり見つけました。ついでに、北斗七星と、北極星。カシオペア、ちょっと前に流星群が来ていた双子座、にわか天体おばさんは、一生懸命YUに教えたのです。
が、2ヶ月後の今日、YUが覚えていたのは「オリオン座」と真っ白く光るシリウスだけ。それも、どっちの方向に見えていたかは覚えていなかった。
月なんか、いつだってみられるのに、満月は夕方から夜にかけて、東の空からでてくることは経験上知っているはずなのに、なかなか問題になるとわからなくなっちゃうものなのですねぇ。
ワタシは別に、天文少女ではなかったけれども、星があまりにもキレイだったことをよく覚えている。流れ星も、何回も見たし、天の川も見えたし、蠍座の赤い星、アンタレスが分かったときはうれしかった。火星や金星はもちろん、月のクレーターもいろいろな形に見えて面白かった。昼間の雲なんかはいつまでも飽きずに見ていたし、雷も大好き。稲妻が天空中を走るのをいつまでも見ていたっけ。。。
こういう経験、都会の子どもには難しいことだ。だから、たまに実家に連れて行くと、出来るだけ外に連れて行こうと思うのだ。本当に、自然とのふれあいや、日常生活での体験ということは、言葉以上に大事なのかもしれないからね。一つでも、二つでも、思い出にしてくれるといいんだけどなあ。。
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