労働経済白書
昨日発表された平成20年度版労働経済白書
全部読み解くには結構な時間がかかるので、気になった部分だけ抜粋
働くことに関する意識とその変化
・仕事に関する満足感は、1990年半ば以降、長期的に低下傾向にある。これは、正規以外の従業員が増加してきたことも影響している。正規以外の職員(パートタイマーなど)の増加が影響しているようです
家族に関する妻の意識
・「夫は外で働き、妻は主婦業に専念すべき」と言う意見が、1993年には「賛成」が半数以上だったが、2003年には「賛成」が4割程度。反対が6割近い。この10年でみんなの意識もずいぶん変わってきたようです
・「子どもが3歳くらいまでは母親が育児に専念すべき」これについては、1993年に賛成が約9割。10年後の2003年で賛成は約8割。いわゆる3歳児神話はまだまだ健在のようです。
女性が職業を持つことについての国際比較
・日本と韓国、それからドイツで、「子どもが出来たら職業を辞め、大きくなったら再び職業を持つ」と回答が4割弱
「子どもが出来てもずっと仕事を続ける」は、日本とフィリピンが少なくて4割程度。スウェーデンでは8割近くの方が「ずっと仕事を続ける」と回答。ちなみにアメリカが6割弱、イギリスも6割程度、韓国で半数程度かな。
あと10年くらいすると、さらに面白いデータになっていくのかな。
女性が働く環境がいまよりも整っていくことだろうからね。
この先の10年を作るのは、働きたいと願う女性のみなさんの行動です。
「仕事万歳」じゃなくて、「育児も仕事も、自分がやりたいことをできる」という選択が出来る世の中になるといいのですけれどね。
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コメント
非正規雇用の方が増える一方、そんな雇用形態も限界が見えてきたなんてニュースもあるので、この先どうなるか分かりません。10年後、どうなっているでしょうね。男性も頑張らねば(笑)
応援凸です
投稿: Whitedog | 2008年7月23日 (水) 23時11分
おはようございます^^
様々問題がありますが、女性の働く環境がまだまだ整ってないな~と思います。
ただ、子供達には「現状」の説明、女性の置かれている立場はしっかり伝えて行きたいと思います。特にウチは男の子が2人もいます。女性の立場も同姓の立場も理解できる大人になって欲しいと思って育てています。
投稿: わーこ | 2008年7月24日 (木) 09時42分
ホントそうですね~~。
もっともっと、子供をもつ母親が
仕事のしやすい環境になってくれると
うれしいです^^
投稿: ちゃっとこ | 2008年7月24日 (木) 12時13分
もうそろそろ雇用の仕方に限界が見えてきてますよね。非正規雇用は生産性が上がらないって分かりましたから。
国や産業がギリギリで踏ん張っている間に、私たちは着々と準備をしてましょう^^
投稿: みーこ | 2008年7月25日 (金) 14時24分