歴史を巡る旅 ~岩宿遺跡~
教科書を勉強するのは大切だが、百聞は一見に如かず。
と、いうことで、今日は一日体験学習です。
本日は、「日本列島にも旧石器時代の人類が活躍していた」コトが発見された岩宿遺跡(群馬県みどり市)へ行くことにしました。
川口から東北自動車道で羽生インターで降り、そのまま122号から50号バイパスを通って到着です。川口からは車で2時間弱でしょうか。
岩宿遺跡は、独学で考古学を勉強したという相沢忠洋さんが、道の切り通しから石片を発見したことから始まります。
入館料は一般300円、小学生は100円です。
中の常設展示では、岩宿の地層ができるまでの説明。火山の噴火とともに渡良瀬川の扇状地ができあがる様子から、打製石器いろいろが展示してあります。
お客さんははっきり言って少ないので、ボランティアらしき方が丁寧に説明してくれました。
博物館の中央にはマンモスの複製。
マンモスやナウマン象がどうやって日本に渡ってきたのか、説明してくれました。
打製石器というと、ただ単に岩を砕いた石、と言うのがワタシのイメージでしたが、今から3万年前には単なる岩を砕いた石だった物が、1万3前年ほど前になると、シカの角や石を利用して細かく岩を加工し、やじりなどができあがっていきます。
現在の人類の進歩は数年や数日の単位で起きていますが、細かい石器を作れるようになるのに1万年以上かかっているのです。
いや~、人類のこの1万年が、今日の人類を作っているんだなあ。。。
近くの岩宿ドームは、実際に、相沢さんが石器を見つけたところを整備した物です。こちらは無料。
石が好きなYUは、熱心に説明を聞いていました。
MIだったら、こういう遺跡は「ただの石じゃ~ん」と言うことになってしまいますが、YUは古代の遺跡にロマンでも感じていたかしら。
まあ、確かに周りには何もないし、赤城おろしは冷たく、田舎でした。
が、YUにとっては、ちょっと古代の日本に思いをはせるところがあったみたいです。
(今日はここまで。次回、足尾銅山に続きます)
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コメント
こんばんは♪
歴史をめぐる旅、いいですね。
教科書で学習するより身になると思います。
興味を持ったものほど強いものはないと思いますから♪
楽しんで下さいね(^^♪
投稿: にらたま | 2009年3月20日 (金) 21時41分
岩宿遺跡って中学かなんかで勉強しました。
といっても単語を覚えただけ
実際見るといろいろ感慨深いものがありそうですね。私もそういうの大好きなので
確かに興味のない人が見ればピラミッドもただの石ですもんね
投稿: ひなぴ | 2009年3月21日 (土) 08時03分
博物館に連れて行って勉強するって言うのはいいですね。実際の物を見たかどうかで、その事に関する印象が全く違いますよね。記憶にも残ると思いますしね。良い体験になりましたね。
投稿: Katsuei | 2009年3月22日 (日) 06時31分