子ども手当と扶養控除廃止
民主党政権のマニフェスト
子育て世代にとって気になるのは「子ども手当」と「扶養控除廃止」でしょう
先日、政権交代の影響で
ちょこっとブログにのせたところ、「ゆうくんパパ」さんから、貴重なコメントをいただきました
「世代間問題研究プロジェクト」というところでやっている特別研究で、14日の日経新聞にも掲載されていた一橋大学の高山憲之教授らのレポートです
こういう研究をしている方がいるんですね〜
民主党の子ども手当、多面的に試算してくれています。びっくり〜
最初のページに要約が記載されています。それによると、
●こども手当を新設して配偶者控除を廃止すると、全国5000万強の世帯のうち38%が所得純増。負担が純増する世帯は18%
●高校卒業前のこどものいる世帯では所得純増
●世帯主が55〜64歳の年齢層では、負担純増となる世帯が半数ちかく、その負担額は平均年額4万4000円弱
●年収800万円以上で所得純増となる世帯が約500万世帯。
●配偶者控除の適用を受けている共働き世帯のうち高校卒業前の子どもがひとりもいないと、負担純増
などなどが書いてあり、要するにこども手当は、負担の一部を「子どものいる世帯」から「こどものいない世帯」へ転嫁するという負担調整の性格が強いというとだそうです。
詳しくはHPをご覧くださいね。
さてさて、こども手当。
次の臨時国会での関連法案成立を目指しているようですが。
これからいろいろな調整が入り、実際に、だれにどうやって手当てを配分するのか。また、その財源はどうするのか。まだまだみえない部分が多いです。
子育ては社会で行おう。という理想はあります。将来、こうした手当てによって出生率が上昇し、負担をしてくれた人々を支えていく。。。。という構図になるのでしょうか?
そうはいっても、苦しい生活がさらに苦しくなるのでは、国民の理解を得るのがむずかしいでしょうね。
わかりやすく、将来像を描いて、しっかりと説明がほしいものです。
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コメント
わが家は恩恵を受ける世帯のようです。正直ありがたい。公立高校の授業料無償化なんて両手放しで喜んじゃいます。
でも、本当に実現するのかね~、という疑いの気持ちの方が大きいかな。。。
投稿: 雀のお松 | 2009年9月15日 (火) 09時22分
結局、子供がいる世帯は喜ぶけど、子供がいない
世帯や子供がもう親の手を離れてる世代は
喜べないって事ですよね?
私は子供のいる世帯だから、純粋に子供手当ては
欲しいけど、
今んとこ、もらってなくても生活やっていけてるから
なければないで、いいんですけどね~(^o^; )
難しいですね~・・。
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投稿: ユウママ | 2009年9月15日 (火) 12時38分
中学生の子供を持つママ友は、
結局、子供の年でもらえたりもらえなかったりで、損してる気がする…って言ってました。
結局、みんなに平等というわけにはいかないでしょうね。
とにかく、子供を育て易い環境、是非是非お願いしたいです。
投稿: ちゃっとこ | 2009年9月15日 (火) 13時08分
我が家には中学生以下が3人もいるからありがたいけれど、ありがたいとばかりは言ってられないんですよね。
どうなっていくことやら手放しで喜べない現実って・・・
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投稿: うさぎの母さん | 2009年9月15日 (火) 21時27分