新政権 家計への影響は? ~40代夫、子3人、専業主婦のケース~
昨日の日経新聞。
事例としてあげられていたのは、
夫42歳の会社員
妻は専業主婦
子どもは小6、小5、小2の男3兄弟
家族の食費が月10万以上
こどもは学習塾やサッカー、水泳教室にかよい、習い事の費用は月8万円
どうですか?結構近いところにいるご家庭もあるのでは?
お子さんがまだ小さい御家庭では、想像つかないかもしれませんが、子どもは大きくなると教育費がぐぐぐ~~~っとあがるのです。公立学校にいっていても、習い事やら、塾やら、(行かなくてもよいといいながらも、けっこうみなさん行っています)、まあ、おカネのかかること、かかること。
で、今回は「東レ経営研究所」の試算を基に日経新聞がシミュレーションを作成していました。
こども手当月2万6千円をもらい、配偶者控除と扶養控除を廃止した場合でも、この家庭のケースでは年間40万円の所得増だって。
が、これが、どうですか?
お子さんが3人とも高校生だったりすると、こども手当なしで、まあ、年収はまちがいなく減るのです。
つまり、これって、子どもが小さいうちはみなさんに助けていただき、大きくなったら、その分お返ししていきましょう。こどもは、みんなの宝です
ということなんでしょうけれど、お子様のいない方や、すでにおこさんが大きくなった方にとっては、負担増とうつるのでしょうねえ。。。
シミュレーションによれば、世帯年収の低いほど恩恵をうける。例に出したご家庭の年収が1500万円以上で、こどもが3人とも高校生以上になると、年間41万円の減収とか。
まあ、もらえるときは年間40万円もらうのだから、いいじゃない。ということなんでしょう。
けれど、高校生になると、みんなが予備校にかよったりして、これがまた高いのよ。MIの通う予備校は1教科18000円。いま、2教科とっているので35000円。受験科目によってさらに学費があがる可能性もある。
私立高校になど通えばさらにおカネがかかるかも。
年収が上がればこういうことに耐えられるのですが、我が家も年々年収がさがっていて苦しいのだ。しかも住宅ローンもばかにならない。
まあ、しかたないなあと思うのですが、これから働きたい専業主婦のみなさん。よ~く先のことを考えて、働き方も選んでくださいね。
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コメント
高等学校の学費無料化なんて言う政策もあったように思うんですけどねぇ・・・私立高校の場合はどうなるの?とか疑問もありますが、これが本当に実現するとなるとお子さんが高校生でもある程度は恩恵があるかも?
投稿: katsuei | 2009年10月12日 (月) 11時36分