いよいよ幼保一元化??
いろいろ新聞にも出ていましたが
政府の「こども・子育て新システム検討会議」
の初会合で打ち出された方針です
システムとして実現したい事項は
・政府の推進体制・財源の一元化
・社会全体(国・地方・事業主・個人)による費用負担
・基礎的自治体(市町村)の重視
・幼稚園・保育所の一体化
・多様な保育サービスの提供
・ワークライフバランスの実現
ということで、なにも幼稚園と保育園の話だけをしているわけではないようです
が、具体的な事項について触れていたのは、このシステムの中心となる幼稚園や保育園、それに子ども手当の話です
子ども手当のような現金給付に合わせ、幼稚園保育園を一体化したり、学童保育や病児・病後児保育を充実させたりするというもの
という2階建ての構想のようです
そして、22年度予算ベースの粗い水系として、これらの政策に必要な支出額が
現物給付(施設などのサービス)で2兆1100位億円
現金給付(育児休業給付と子ども手当)で3兆9800億円
合計で6兆900億円
6兆、ですよ~~~~
財源のイメージとしては、税制改革による財源として、国と地方の一般会計から、それから都道府県の一般会計と労使(事業主と本人負担)を合わせ、一元化した財源で基金を作り、実情に合わせて配分する。。。。。らしい
具体的にどうやって進んでいくのかなあ
少子化は待ったなし。
子ども手当創設に伴い税控除は見直し
消費税も近い将来上がるだろうから、家庭ではますますママたちの再就職ニーズが上がるだろう
誰かが何かに取り組まないとあと10年もしないうちに大変なことになってしまうかもしれません
そういう意味では、根拠や裏付けがどこまであるかわからないこうした計画にも意味があるのかもしれません
自分の子供たちが親になる時代だってすぐにやってきてしまいます。そのころ今よりいい世の中になっているといいのですが。。。
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コメント
はじめまして。コメントありがとうございました!
さっそくお邪魔しましたが・・・・
ゆうままさんってどこかでお見かけしたことがあるなと思っていたら
【子育てスタイル】の上位常連さんだったんですね~
この記事、とっても気になるところです。
先日フランスの育児支援政策をテレビでみたのですが
国をあげてちゃんと「子は宝」だって口先だけでなく、行動に表してくれるって
国民にとってはすごく嬉しいですよね。
日本は政権交代したはいいが
これから先が危ぶまれる今日この頃・・・
暮らしはなかなか楽にならないし
1人育てるにもお金がかかる時代。
なんとかしてもらいたいと思うと同時に
私たち国民も、しっかりと政治に関心をもって
声高に意見を述べてゆかないとならないな~。
投稿: こえだ | 2010年4月30日 (金) 12時09分
こんにちは。お久しぶりです。
子育てしながらお仕事する身とすれば、
病児&病後児施設の充実は必要かな~って思います。
だって、面接に行くと必ず聞かれるのは、
「お子さんが病気の時はどうしますか?」
ですからねぇ。
おじいちゃんおばあちゃんにお願いできる方はいいかもしれないですけど、お願いできない人も多いハズだし。。。
投稿: ちゃっとこ | 2010年4月30日 (金) 14時09分
お久しぶりです。
日本の子ども政策が、縦割り・虫食い状態になっている、
と常々感じているので、抜本的に整理しなおすのは
必要なのかもしれません。
幼保と言い、給付と言い。
私は幼保一元化には、原則論としては賛成です。
実際、幼稚園も保育をするし、保育園も教育をするし、
保育園は待機児がいっぱいなのに、
幼稚園は定員割れや閉園もある現状はおかしいです。
ただ、現行の流れが、介護保険のような自由契約を
導入しつつ、なので、そこについては反対。
介護や障がい者支援もそうですが、それ以上に
教育・保育は自由契約にはそぐわないかと
(障害者自立支援法が行き詰ったのも
無関係ではないかと思います)。
なので、今後の展開を注意深く見ていきたいと
思っています。
投稿: すとれちあ。 | 2010年4月30日 (金) 14時34分
誰にとって得か損か、という基準ではなく、子どもにとってどういう環境がいいのかを考えてもらえたら、答えは簡単なような気がするのですが。
どうなんでしょう。
投稿: クロッカス | 2010年4月30日 (金) 22時31分