出産退職は防げるか ~改正育児休業法~
昨日の日経新聞夕刊です
今月30日から改正育児・介護休業法が施行されます
え、ご存じない?
そうね。子どもがもう大きくなってしまったワタシ世代なんかには直接関係のない話ですから
が、これから結婚しよう、子どもを持とうというカップルには朗報(?となるか??)
主な柱は
子育て期間中の働き方の見直し・・・3歳までの子どもを養育する労働者に短時間勤務制度を義務化
子の看護休暇制度の拡充
父母がともに育児休業を取得する場合は1歳2カ月までの間に1年間育児休業が取得可能
配偶者が専業主婦(夫)であっても育児休業が取得可能
実効性の確保として、公表制度や過料の導入
選挙とサッカーの陰に隠れてあまり露出しないけれど、働く女性(とその夫)の子育てを応援しようという改正です
現在日本では1人目の出産をきっかけに62%が仕事を辞めるとか。
辞めたくなくてやむを得ず辞めた方
子育てを中心に生きて、いずれ働こうと思って辞めた方
選択は人それぞれです
新聞でもいっている通り、子どもを産む、産まない、働く働かない、は個人の選択ですが、いよいよ労働力不足が現実のものとなってきます(今は失業者が多いのであまり話題にもなりませんが)
少子高齢化はすごいスピードで迫っています
この改正育児休業法
働きながら子育てする女性にとって本当の意味で支援になることを期待したいです
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コメント
共働きしながらの子育ては大変ですよね。特に子供が小さいと。
学童保育の迎え、パパが来られる世帯ってほとんどないです。焦った顔をしてママがお部屋に飛び込んでくる。。。
眉間にしわを寄せて、「早く用意して!」とママは叫ぶ。。。
自宅に帰っても食事の支度や家事に追われるんですものね。
女性が働きやすく、子育てしやすい社会になればいいですね。
投稿: 雀のお松 | 2010年6月22日 (火) 11時21分
詳しくはありませんが、期待したいですね
私は常々、女性や母や女性の文化を、
男性や経済に近づける時代は終わったと思っています。
↓の記事へのコメントのつもりも含めて書きますが、
男性が、今まで女性が担ってきたことに参加することで
(女性の負担を減らすためではなく)男性や社会全体が
ハッピーになれる、そんな世の中であってほしいな。
投稿: すとれちあ。 | 2010年6月22日 (火) 11時24分
子育てしやすい社会って本当必要だと思います。
でも・・・この制度が救世主となるのか、疑問です。
大企業や公務員には良い制度かも知れませんが、中小零細企業にとっては「何それ?」です。
投稿: 菜の花子 | 2010年6月22日 (火) 17時10分