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「内向き」の若者 ~雑感~

ずいぶん前だが、日経新聞に

最近の若者は外国に行かない

というような記事が載っていた

先日参加したセミナーでは、今やアメリカの有名大学で日本からの留学生は一ケタ。

中国や韓国からはたくさんの外国人がやってくる。。。

なんていうことを言っていた

留学も海外旅行もせず、車もいらない。カップルは朝まで二人で静かに過ごす

20年前とはずいぶん変わったものです

こうした傾向を嘆く人もいれば、自分の好きなことを優先していいじゃないかという人もいます

日本がGDPで中国に抜かれたって別にいいじゃないかという人もいれば、このままでは日本はどんどん世界から取り残されていくと嘆く人もいます

現在の日本の繁栄は戦後50年ほどのことです

ワタシタチの親世代ががんばって築いた経済成長時代

ワタシタチはバブル期を謳歌したけれど成長はマイナス

子どもたちはひっそりと静かに過ごしている

未来を築くはずの子どもたちは何を夢見ているのだろう

敷かれたレールの上で安穏に育ってきた大学生たち

社会に出ても困ったチャンの新人たち

自分でモノを考えられずに中退者が急増という日本の大学

ゆとり教育で子どもたちは自発的にモノを考え自分の未来を描くはずだったんじゃないか

ワタシタチ大人の子育て、社会が目指してきた子育てってなんだったんだろう

でも悲観はしない

これから20年先は、きっと、今とは違うシステムで世の中が回っているに違いない

それを支えていくのはワタシタチの子どもたちだ

ゆっくりと、大きな歯車の中で歴史は動く

気付かないうちにワタシタチはその流れに乗っていく

行きつく先はどんな世界なんだろう

人間はたくましい。

「あのころが一番よかった」

なんて言わず、できることからやっていこうじゃないですか

とりあえず、子どもたちをしっかりと育て上げることが親としての使命なんだろうなあ

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

うちの娘もそうですが、自分で工夫してやってみるって事が出来ないように思います。こう言う風にやってみれば出来ると言われた通りの事をやるのはいいんですけどね。想像力を育む教育が必要なんでしょうけど、言うは易しですよね。ゆとりがあれば、想像力が付くってものではなかったと言う事なんでしょうね。

投稿: katsuei | 2010年7月26日 (月) 08時21分

結局、一人ひとりの哲学が大切なんだと思います。
何に幸せを感じ、自分(ひいては自分たち)が
どんな人生を歩みたいか社会を作りたいか、
ちゃんとイメージできてないといけないかな、と。
経済にせよ留学などの学歴にせよその他の余暇にせよ
要はそれを実現するための手段でしかないから。
その有無や多少にこだわって、全体のイメージがない、
そんな迷走を続けてきてしまった気がします。

投稿: すとれちあ。 | 2010年7月26日 (月) 17時58分

私たちにできることはそれしかないですもんね。
単調で、長いみちのりだけど、頑張るしかないです。

投稿: クロッカス | 2010年7月27日 (火) 00時45分

少子高齢化のため、人数自体の減少は当然であり、つまりは若者の海外熱が冷めたわけではないという見解もあるようですね

投稿: スーパーサイドバック | 2010年7月27日 (火) 06時03分

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