これまでのキャリアが役に立つとき
キャリアというと、どんなイメージがあるでしょうか
セミナーの時に、よくカウンセラーさんがみなさんに問いかけていました
「キャリアウーマン」
のように、バリバリ働いていることを「キャリア」というわけではありません
これまで積んできた経験のことをいうようです
みなさんがこれまで歩んできた数十年間の跡
仕事のキャリアと、主婦のキャリアと、母のキャリアと、妻のキャリアと
立場の違ういろいろな経験があることでしょう
昨年まで行っていた女性の就業支援の仕事では、ワタシもこれまでの母としての、またワーキングウーマンとしてのキャリアを生かすことができました
また、10年ほど前に行っていた、青少年の育成や、郷土に愛着を深めようなどという仕事の経験が、今の仕事に生きています。
いろいろな文章を考えたり資料を作ったりするのですが、女性として、母として、妻として、やってきたことが、いろいろな方向のベクトルが合わさって別のものができる。
年齢を積み重ねこうしたものをいろいろ組み合わせて応用できるようになった。
ワタシが結婚して出産して子育てしていなかったら、今のキャリアはないだろう
育児休業を2年とったことが「損」と感じたことがなかったわけではないけれど、人生全体を通したらやっぱり得るものが大きかった
だから、今仕事をしていない主婦の方のキャリアも
パートタイマーで単純労働に辟易としている方のキャリアも
いつどこでどんなふうにかたちを変えるかわからない
時には凹むこともあるけれど、そんな経験もいつか自分のプラスになる
そう考え、前向きにがんばっていきたいものである
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コメント
経済の流れの中で、女性って
エンドユーザーであることが多いと思うんです。
それを、「女性の社会進出」として、
作り手・売り手・稼ぎ手の方に流れてきましたが、
まだまだ道半ばと言った感じ。
でもそれって、否定的な側面だけじゃなくて
エンドユーザーだからこそ、良いモノ・サービスって
つくれたりすると思うんです。
その意味で、働くことも専業主婦も母親も
(いえ、子どもや要介護のお年寄りでさえ)
キャリアになり得ますね。
↓の記事、私の名が出てるのでビックリ。
何だか、光栄なような気恥かしいような
投稿: すとれちあ。 | 2010年10月26日 (火) 12時50分
無駄な日なんて 一日もなく
経験が 自分を 大きく 育ててくれる
何事も 経験ですよね。。。
投稿: てっちゃん | 2010年10月26日 (火) 19時46分
はじめまして。
3月に5年間の休職を経て復職した者です。
じつは数ヶ月前からblogを読ませていただいております。
今日の記事はとても共感できました。私は5年も休んだけど、得たものは大きかったし、復職してもその経験は役立っているかもしれないと思えるようになって来ました。もう、復職して半年になりますが、やっとそんなことを感じたりもできる余裕が出来てきました。がんばります~!これからも記事を楽しみにしています。
投稿: k@きょうと | 2010年10月27日 (水) 06時37分
自分のキャリアをどうアピールするかって難しいですよね。私は去年就職活動してましたけど、どんな事をやって来たかをいくら説明しても、その企業でここが役立つって思ってもらえなかったら雇用には結びつかないって事が良く分かりました。でも、どんなスキルがある人を必要としているかって、なかなか分からないですよね。
必要なスキルが列記してあっても、どの程度のレベルに達していないといけないのかなどが分からなかったりしますからねぇ・・・
自分が出来る事を、他人に説明するって難しいです。
結局、私の今の仕事は、友人から紹介してもらったから、やっているのが現状。
採用する人も、履歴書や職務経歴書見るより、知人があの人はその仕事できるよって言う言葉の方を重視するんだなって事が分かり、中高年の就職活動の難しさを実感しました。
今の仕事が終ったら、次はどうするか・・・う~ん、悩んじゃいますね。
投稿: katsuei | 2010年10月27日 (水) 09時34分