少子高齢社会とM字カーブ
去年実施した調査の結果が
速報でネットで発表されています
日本人の人口は
1億2569万2千人
この5年間で横ばいです
65歳以上の人口は15.1%増加し
総人口に占める割合は23.1%
ほぼ4人に一人が65歳以上です
一方15歳未満の人口は4.1%減少
総人口に占める割合は13.2%。
いわゆる生産年齢人口(15~64歳)は
4%減少で総人口に占める割合が63.7%
少子高齢社会
もう何年も前に言われ続けていますが
まさに高齢社会ですね
こうして働き手が少なくなる中で
女性の労働力率は上昇しています
そして
M字カーブの谷は
30~34歳だったものが
35~39歳に。
晩産化で
この年代で一度リタイアする方が
増えているのでしょう
全体で女性の就業は上がっているようです
もちろん正社員の方はまだまだ少ないと思いますが
これからは女性の経済力が
大きな力を持ってくるかもしれません
いわゆる
ウーマノミクス
女性の力を本気で社会に生かす
大手企業ではそうしたところもありますが
それが広がってくるかもしれません
もちろん働かずに
家で子育てに専念したいという方もいます
無理なくパートタイムで働きたいという方も多いです
働き方は人それぞれです
一方でもう一度しっかりと働きたいという女性が
働くためには壁がまだまだたくさんあります
そういうものを
なくしていく社会に
少しずつ動き出しているような気もします
就業者の状況をみると医療・福祉系に従事する方の割合が増えているようです
世帯の状況
いよいよ
一人暮らし世帯が増えています
一般世帯の3割を超え
夫婦と子供二人
こういう社会保障のモデルが
どんどん当てはまらなくなっています
社会保障改革は
粛々と進められているようですが
財源なき保障はありえない
増税は困るけれど
将来の世代に借金が回るのも困る
総論は賛成できるけれど
困るからはっきりとは進めない
こんなふうにジリジリしている間に
すぐに10年たってしまうでしょう
あら、10年したら
ワタシもすぐに定年だわ
10年後は定年も延長されて
まだ働いているんだろうなあ
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コメント
財源無き保証なんて有り得ない。確かにそうですが、税金って高いよなぁって思うのは、あまり役に立っていない公益事業に大量の税金が投入されているからなのかも知れません。
投稿: katsuei | 2011年7月 5日 (火) 08時05分