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増えるワーキングマザー 〜国民生活基礎調査〜

国民生活基礎調査

平成22年度国民生活基礎調査の結果が発表になっています。

この中で

「児童のいる世帯の状況」

末子の年齢階級別に見た仕事有りの母の割合をみると、

(当たり前のことですが)

末子の年齢が上がるほど

仕事をする母が増えていきます

お子さんの手がかからなくなる小学校入学や

中学校入学をきっかけに

再就職する方が多いのでしょう

10年前の平成13年に比べると

平成22年では

どの年齢区分を見ても

働く母の割合が増えています。

ちなみに0歳児を持つ母親では

平成13年には23.9%の方が働いていましたが

平成22年には29.5%。

今や0歳児でもほぼ3人に1人の女性が

働いています

それでも都心部では

待機児童問題が解決されていないので

まだまだ働きたいけれども働いていないという方が多いのではないかと思われます。

小学校にはいる(7歳から8歳)と

平成13年には58.8%

平成22年では65.5%の女性が

働くようになります。

高校生(15歳から17歳)の子を持つ母は

平成22年には76.4%の方が働いています

子育てに手がかかる時間が減る一方で

教育費などのお金がかかるようになります。

自分のお小遣いも必要になるでしょう

夫の収入だけで

家計をすべてやりくりして

しかも自分の時間を趣味に費やしたりすることができる

私の母はそうでしたが

そういう時代は遠いです

いわゆるM字カーブの底もだいぶ上がってきました

働く女性の割合は確実に増えていますが

その多くは非正規雇用のパート労働者です

短時間で、家のそばで働いて、家計の足しにする

まずはそこから始めるのがいいでしょう

もちろん辞めずにすむものなら

そのまま育児休業などの制度を利用したいという方も

多いと思います。

一方、夫の転勤とか

介護が生じたとか

人生の選択の場面がたくさんあることが

想像されます

いつも書いていることですが

この辺については

企業や社会や家庭の条件が整わないと

難しい

容易に解決することのない大きな課題です

ワタシは義父母に助けられ

育児休業制度も利用することができて

本当に恵まれていました

だからこそ

いろいろなところで

女性の働きを応援することが

自分にできることなのではないか

そんなふうに考えて

日々、仕事をしています

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コメント

こんにちは!
いつもどうもありがとうございます♪

各年代の平均収入が下がってる上に
光熱費の上昇、物価の上昇がありますから
統計データ取る必要もないくらい今の世の中
そう言う状況ですね・・・

投稿: スーパーサイドバック | 2011年7月22日 (金) 13時45分

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