朽ちていった命 ~被ばく治療83日間の記録~
NHKの取材をまとめた本です
テレビでご覧になった方もいらっしゃるのでしょうか
東海村の臨界事故の被ばく者
大内さんの
病状を
克明に描いた記録です
ワタシはテレビは見ていないのですが
中性子線による被ばくが
こんなすごいものだとは
知りませんでした
普通の病気は少しずつ悪くなるのですが
放射線被ばくは
一瞬です
一瞬で大内さんの染色体は破壊され
再生不能になりました
細胞が再生不能なので
悪くなるだけです
回復の見込みのない中で
どこまで医療行為を続けていくべきか
医師も看護師も
苦悩の83日だったに違いありません
福島原発の被ばくの問題は
収束する気配はまだありません
先日昼間のテレビを
久しぶりに見ていたら
原発や放射能についての取材が
とても多いんですね
「そんなに気にしなくても大丈夫なんじゃないかしら」
と思う一方で
こういう本を読んでみると
被曝するということはこういうことなんだな
というのがよくわかり
見えない放射線への不安が高まることもわかります
菅さんが
脱原発を目指しているようですが
新しいエネルギーに
すぐには変更することはできないでしょう
節電の夏はまだまだ続きそうです
冬も節電になりそうです
それでも
計画停電は勘弁してもらいたいあなあ・・・・
夏に計画停電になっちゃったら
子どもたちには
停電のない都内に疎開してもらおう
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コメント
問題は、もっと深刻な事態にいつなっても不思議じゃない状態だって事だと思います。
大量に漏れましたってなった時には、もうお終いって事なんですよね。怖いですよね。
投稿: Katsuei | 2011年7月14日 (木) 08時12分
ほんとにそうですね。
こわいと思いながらも、あまり実感がないというのもまた正直な気持ち。
目に見えないものだからこそ、恐ろしいですよね。
本、読んでみようかな・・・。
投稿: ゆめ | 2011年7月14日 (木) 15時37分
こんにちは!
いつもどうもありがとうございます♪
生物のみに影響必須の放射線爆弾
中性子爆弾・・・
ひどいものが発明されました
何に使うつもりだったのでしょうかね・・・
投稿: スーパーサイドバック | 2011年7月14日 (木) 16時08分