パートを選んだ理由 〜就業形態の多様化に関する総合実態調査〜
厚生労働省から
が報告されています
日本標準産業分類の基づく16産業の
5人以上の常用労働者を雇用する民営事業所の調査です
平成22年は
男女合わせて
正社員以外の労働者(派遣やパートなど)が
38.7%
いまや事業所のうち
5人に2人が正社員以外の労働者となっています
ちょっと前まで3割くらいでしたので
正社員の道がどんどん厳しくなっているようです
女性はほぼ6割が正社員以外の労働者です
女性は主婦を中心にパートを選ぶ方が多いです
パート職員を選んだ方の理由の多くが
「自分の都合のよい時間に働ける」
「家計の補助、学費を得たい」
「通勤時間が短い」
「家事・育児・介護などと両立しやすい」
というものです
これはワタシが女性の就業支援をやっていたときと同じです
まずはパートから。そしていずれ機会があれば正社員に
という再就職ママたちの意向がうかがえます
ただ、最近では男性も含めて平均給与がだいぶ下がっているので
「出産と同時に辞める」
と、将来家庭にとって大変収入減
辞めなくてよいのなら辞めない方が
収入面では絶対によいです
そこで
女性がキャリアを中断せずにいられるようにしよう
という動きが大手民間企業などを中心に
定着しつつあるようです
働き方を選ぶのは人それぞれの都合ですが
「働きたい女性をもっと支援しよう」
という風潮は働きたい女性にとって追い風ですが
正直なところ子育て中の女性には大変なことかもしれません
結局家事などの負担が女性に重くのしかかってしまうからです
ただ、忙しく働いている女性の多くが
家庭と仕事との両立を上手にやっているように思います
適当に手を抜いたり
上手にストレスを逃がしたり
時間管理は働く主婦は本当に上手です
ダラダラ残業することがないので
子育て中の女性は仕事も効率的という人がワタシの周りには多いです。
一度リタイアしてしまうと正社員への道は大変なので
パートからということがお約束のようですが
やめずにがんばろうという気持ちがあるのだったら
「なんとかしてみる」
ということもとても大事だと思います
周りにはきっと
そうやって
苦労を前面には見せずに
サラリと何とかしている女性も多いでしょう
「なんとかやってみよう」
そう決意した女性には
パワフルな女性たちにノウハウを聞き元気をもらって
無理せず楽しく仕事を続ける方法を見つけてがんばってもらいたいと願います
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コメント
こんにちは!
いつもどうもありがとうございます♪
5年も時間が経過すると、その当時の状況とはうってかわってきますから、一概に言えないのですが。
いずれにしろ、厚生労働省などの官僚の発表する研究機関というのは眉唾物ですからね(笑)
投稿: スーパーサイドバック | 2011年8月31日 (水) 12時07分
このたびパートで再就職を果たしたアラフォーです
正社員登用の制度もあるようだけどハードルは高そう
せっかくなので正社員めざしてがんばれるようになりたいです
投稿: さやまま | 2011年8月31日 (水) 12時38分
ほんと 働く 女性を 会社も家族も
バックアップできるなら
間違いなく 正社員の方が
長い目でみても 良いですよね
ほんと 頑張る女性の為にも
働きやすい 環境
国が バックアップするべきだよね。。。
投稿: てっちゃん | 2011年8月31日 (水) 17時45分