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年金改革の視点 ~パート加入拡大、利点なし~

これは火曜日の日経新聞から

年金シリーズです

鈴木亘学習院大学教授による経済教室です

そもそも最近の社会保障改革、「聞いてないよ」ということが確かに多いですよね

いきなり「こうします」と宣言され。。。どうなるんでしょうか

政府は2004年の年金改革の際、今後100年間にわたり改革は一切不要とする「100年プラン」を宣言した。

08年の金融危機の際も安心プランが維持さえていると説明。

政府発表の年金財政予測。たとえば積立金の運用利回りを今後100年近くにわたり4.1%に設定。

そして今行われている”100年安心プランを維持したままの改革”の一つが「パート労働者に対する厚生年金の拡大」ということですが

鈴木教授、パート労働者の拡大が年金財政をさらに悪化させると警鐘を鳴らします

第一にパート労働者の大半は40代後半以上の中高年世代。こうした人々は支払う保険料より受け取る年金額が多い。20年もすれば年金を受け取る年齢になって、むしろ支払額が多くなる。。。。

第2にパート労働者の大半は130万未満になるように労働時間を調整しているので年金支払額に見合う保険料収入が期待できない。

第3にパート加入拡大によりパート労働者が就業調整を辞めるかというと、それは希望的観測である。パート労働者は年金以外にも所得税の配偶者控除や医療保険。介護保険の被扶養者枠があるのでこれらの制度を残したままではむしろ保険料の徴収を嫌ってさらに短時間の労働時間に調整してしまう可能性もある

第4に、パート労働者の多くは条件が悪くなると専業主婦などになる選択肢があるため経営者が保険料負担を労働者に転嫁するのが難しい

そこで鈴木教授の提案は

「逃げ道」を封じる=専業主婦が保険料を納めずに基礎年金を満額受け取る制度を見直す・・・

という結論に達しています

「逃げ道」という言葉にちょっと引っかかりを感じますが

専業主婦のみなさんにはますます風当たりが強くなるかもしれません

専業主婦になる=負担から逃げ、もらうものはもらう

「社会保険料を納めるのは損である」

やっぱり根はここにあるのかもしれません

そう思ってしまうような制度は問題です

社会保険料は払える方はしっかり払わないと年金制度は破たんしてしまいます

そこで最近は女性も働いて保険料を納めてもらおう

という考え方をよく聞きます

経済が活性化するのは良いことですが

これって、つい最近までの考え方

「妻には家を守ってもらい夫にいっぱい働いてもらおう」という考え方の転換です

今までの政策はこれこれこういうふうになってしまっていて現状に合わなくなったので

これからは女性のみなさんも男性のみなさんも働ける人は働かなければならなくなりました。女性の皆さんにもしっかり働いていただけるようにするのでよろしくお願いします

と、ちゃんと説明して、環境も整備してほしいものである

女性が働くことについて追い風が吹いているのはよいのですが

なんだかそのときそのときの社会情勢に応じて女性が都合よく使われているようで素直に喜べないところがあるワタシです

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コメント

つけやきばじゃないけど
根本的な所を直さない限り
年金は もう 破綻ですよね
最近の私は 自分の親の為に
年金を払うつもりで
自分は 貰えないだろうと
自己防衛もしてますよ♪

投稿: てっちゃん | 2011年11月 4日 (金) 17時01分

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