社会保障改革案をみてみよう
いよいよ社会保障と税の一体化、改革案がまとまりつつありますね
新聞情報でいろいろ解説してありますが
実際にどんな報告書なのかご覧になった方は少ないでしょう
厚生労働省のHPでこんな報告書が載っています
改革の方向性を
①未来への投資(子ども・子育て支援の強化)
②医療・介護サービス保障の強化
③貧困・格差対策の強化
④多様な働き方を支える社会保障制度へ
⑤全員参加型社会、ディーセント・ワークの実現
⑥社会保障制度の安定財源確保
の6つにわけ、それぞれ検討を進めていたようです。
この方向性を分かりやすく(わかりやすいかどうかは?)図表化したのが
たとえば待機児童の解消や幼保一体化について、数値目標を掲げて示しています
気になる消費税5%引き上げの方向についても触れてありますが
こうした計画がどこまで実現できるのか、不明です
あれこれ騒がれているうちに、いつの間にかまた問題が先送りになっている。。。という状況が続くかもしれません
たとえば第3号被保険者制度の見直しについても「引き続き検討する」ということでいつまでに何をどう検討するのかはこの資料からは分かりません
年金支給額は毎年増え、負担する世代は毎年減っていく
これを高所得者の税金で賄おうというのが今の動きでしょうか
社会保障制度は複雑なのでなかなかわかりにくいですが
後期高齢者制度などは気付かないうちに決まっていていきなり施行だったので
まずはこういう制度改革をわかりやすく説明してもらいですね。また、ワタシタチ自身も気付いたら制度が大きく変わっていて困ったよ、ということのないようにしたいものですが
先日新しくなった子ども手当の請求をし忘れそうになったワタシです
しょっちゅう制度が変わるのでせめて自分に関係するところだけでも気をつけていないとですねえ。。
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