子育て期間は空白じゃない ~主婦力を生かそう~
昨日の日経新聞夕刊です
ママたちの再就職について
育児がひと段落して時間に余裕が出て売る40代
そろそろ再就職を。。。というといに
「ブランクがあるので大丈夫でしょうか」
これはワタシが女性の就業支援の仕事をしていた時のみなさんの悩みでした
ブランクの期間は半年という方もいれば10年という方もいて人それぞれですが
大事なのはこの期間をどう過ごすか
そしてそれを再就職にどう生かすか、ということに尽きるでしょう
主婦の再就職、年齢制限はないもののいきなり正社員、というのは正直かなり大変でしょう
ただ、新聞にもある通り
子育ての経験、主婦の経験というのは
企業にとっての即戦力である場合も多いのです
学校のPTAを切り盛りしてきた経験や
忙しい時間をやりくりしての行動はスケジュール管理バッチリだったり
地域づきあいやそれこそ商店街でのやり取りなど
コミュニケーション能力も高い
子どもやおじいちゃん、おばあちゃん、地域のオジサン、オバサン、誰とでも付き合えたり
世の中のトレンドに明るかったり
これまでの「家庭での●年」を強みとして使うことができるのです
あとは本人の熱意と、明るさ、やる気、かな
ワタシが見ていた感じでは、やはり元気ある前向きな女性の方が
就職への成功率がよかったような気がします(あくまで感覚です)
もちろん、人と話すのが苦手だったり、うちにいることが得意な方もいるので
そういう方にはそういう方の強みがあるはず
丁寧な家事、観察力、面倒見がよい、などなど
子育て中にたくさん自己啓発をするのももちろんいいですが
日常の中で自分が得意とするところを認めてもらうというのもいいものです
実際には就職活動は大変でしょう
面接はどうするのか?
応募書類はどうしたらよいのか?
情報はどうやって得るのか?
家庭にいる期間が長ければ長いほど、社会のことが分からなくなる場合も多いですから
そういうときはハローワークや女性の就業支援施設や、
たとえば埼玉県でいえば埼玉県女性キャリアセンターを活用することもよいでしょう
30代、子育て期の女性の就業率が下がる
いわゆるM字カーブの底は少しずつですが上がっています
働き手が少なくなっている現在
社会は女性の力を待っています
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コメント
ブランクと思うその期間で何をしてきたかって重要でうしょね。マーケティングなどの分野は、一般の方が何を求めているのかを知っている人や、そのような情報源を持っている人が必要だったりしますよね。分析能力があるのなら、そう言った仕事も良いかも知れませんよね。
投稿: Katsuei | 2012年1月17日 (火) 08時17分
情報って結構あるもんなんですよね。
聞けば分かることもいっぱいあるし。。
あとは胸をはって踏み出す力。
あまりえらそうなこといえないけど、今年はとりあえず勉強します。前に!前に!!
投稿: ミカオ | 2012年1月17日 (火) 13時52分