ワークライフバランス=仕事はそこそこ?
火曜日の日経新聞夕刊です
ワークライフバランス。聞いたことのない方もまだまだいるようです
仕事と生活の調和
イメージするところはなんでしょか
新聞によれば
ワークライフバランスとして残業削減や定時退社を呼び掛けたある企業の悩みとして
・「定時退社」が目的化して仕事が不十分でも定時になったら当然のように退社する社員が出てきた…・
・育児休業から復帰した女性社員が制度いっぱいまで単位間勤務をしたいと願い出た。重要で代替が難しい業務をになっており、そこまで長期間、短時間勤務をしなければならないほど追い詰められた状況にあるわけでもない
よくある誤解として
・ワークライフバランスは制度をフルに使うための制度
・男性には関係なく、女性が働きやすくなるための制度
などが紹介されておりました
ワークライフバランスは、男性も女性も生活と仕事を充実させるための制度です
仕事と生活の時間が半分ずつ、とか、権利を主張するための制度ではありません
もちろん、短時間勤務を導入する会社が増えれば女性は働きやすくなるでしょう
でもそれは
「短時間で働く女性を増やすための制度」
ではなく、フルタイム勤務に向けての助走期間として使われるべきものなのだと思います
定時で帰ることは大事ですがそれが目的になっていませんか
定時で帰れるように仕事を効率よく、優先順序を決めて行うことが大事なのです
そして男性も同じように残業をへらし家庭や地域や自己啓発などの時間も充実させて
仕事も生活も充実させることが目的の制度ということです
新聞では
「社員側も制度を当然のように使うだけではなく、まずは給料をもらっている分だけ貢献しているという意識が必要。制度利用がいたずらに長期化すれば、補助的な仕事しかできない可能性が非常に高くなる。それではとにかく形だけ仕事を辞めない、というところで終わってしまいかねない」
という意見を紹介しています
働く以上は、当たり前のことですが「なんとなく」ではなく、目標を持って仕事をすることが大切です。
もちろんまだまだワークライフバランスの実現は道半ば
大きな会社を中心に制度が広がりつつありますが、男性も女性も働きやすい社会となるのはまだまだ先のことかもしれません
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コメント
制度を使うことが目的化してしまい、本来利用すべき人(制度がなければ働き続けるのが困難な人)が使いづらくなると本末転倒ですね。
定時退社については週に1度くらいは仕事が終わってなくても無理矢理退社する日を作るくらいしないと、残業は減らないのかもしれません。
形から作ることで効率的な仕事運びに繋がればいいと思います。
投稿: ゆき | 2012年2月 9日 (木) 08時50分
お子さんたちの体調はいかがですか?
我が家でも私を含めてお腹の風邪と思われる症状が出た時も病院に行かずに寝て治してしまいました。
私は在宅でも仕事ができるので、子どもの病気にも対応しやすいのですが、会社に出社の義務がある子育て真っ最中のお母さん方は本当に大変ですよね。。。
「ワークバランス」本当に大切ですよね。
収入だけ保障されても家族の心がバラバラ、身体を壊してしまったら、働く本当の目的が何だったのか?わからなくなりますよね。
短時間勤務の時間の制限をテストの終了時間のように作業達成の目標にしてテンション上げて仕事するための、一つの手段にして作業効率を上げれたら良いのでしょうね^^
私はその仕事と家事の脳の切り替えが上手く出来ず、バランスとるのが苦手なので在宅で出来る仕事にしてるんですが。。。
投稿: mimimama | 2012年2月 9日 (木) 09時55分
残業をしなくちゃならないほど 仕事があるのか
それとも 要領が悪くて 残業になるのか。。。
でも 定時で帰れるのが
最高なんですけどね。。。
投稿: てっちゃん | 2012年2月 9日 (木) 19時32分