出産後も仕事を継続する意欲 〜21世紀出生児横断調査結果〜
というものを厚生労働省で実施しています
今回、第9回の調査結果の概要が発表になりました
この調査は調査対象となった男女の結婚、出産、就業等の実態および意識の経年変化の状況を継続的に観察しているもので第一回の調査は平成14年
平成14年10月末時点で20から34歳だった男女のその後を調べています
たとえば男女ともに所得額が高くなるほど結婚の割合が高くなる傾向があるとか
男女ともに初めての仕事で正規の仕事をしている者の方が結婚を経験する割合が高いとか
この8年の間に約半数の夫婦に子どもが生まれたとか
子どものいる夫婦は夫の休日の家事・育児時間が長くなるほど第2子以降の生まれる割合が高くなる傾向があるとか
結婚や子育ての状況を報告していますが
結婚や出産によって就業の状況がどう変わるか。
特に女性の場合が気になるところです。これについて
第一回調査の時に正規の仕事をしている者のうち男性79.8%、女性54.8%が今回も正規の仕事をしている
女性で、結婚した後も現在の仕事を続けると考えていた場合、正規職員では81.6%が結婚後も同じ仕事を継続している
出産後も現在の仕事を続ける、と回答した人のうち77.4%が同じ仕事を継続している。
もちろん、制度の有無、会社の規模や制度をとりやすいかどうか、
仕事を取り巻く状況やタイミング、いろいろあるのだと思いますが
「出産後も仕事を続ける」
というつもりで出産をした場合はやはり、そういうライフプラン通りにがんばっている女性が多いのかもしれません
そういう女性が多い職場は女性が働きやすい会社と言うことでしょうから
ワタシも自分のムスメには
「仕事を続けていくつもりなら、先輩女性職員がどうやって仕事をしているかをリサーチするように」
といっています。
最近は子育てに夫婦で関わるという方も多くなってきたように思います
社会の状況も20年前とは本当に大きく変わりました
再就職、継続して働く
いずれにしても子育ては夫婦の仕事であり、夫婦での楽しみでもあるはずですから
「ワタシばっかり苦労して」と、つらい思いをして働くより
子育ても楽しみながら(大変かもしれませんが)仕事も充実している
そんな働き方をする女性が増えていくとよいなと思います
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コメント
はじめまして。
私もこの調査結果載せようと思ってたところでした!言われる筋合いはないかもですが、有り難うございます!
この結果でいろいろ思うところを息子が落ち着いてからブログりたいと思ってます!
投稿: はやこんぐ | 2012年3月27日 (火) 10時19分
ゆうままさん、
度々ごめんなさい!
私の出そうと思ってた調査は別ものでした〜!
投稿: はやこんぐ | 2012年3月27日 (火) 13時55分