強まる母親たちの学力重視傾向 〜子育て生活基本調査〜
ベネッセの調査結果です
1998年、2002年、2007年そして2011年に母親の意識を調査したものですが
「学校が楽しければ成績にはこだわらない」と回答した方が
2007年22.4%から2011年18.7%と減る一方で
「できるだけいい大学に入れるよう成績を上げてほしい」と回答した方が
2007年25.5%から2011年30.0%
学習面で、中学生の子どものいる親で学校や塾のノートに目を通すのは2011年約40%
そうねえ。。目を通す時間はないけれど、ちらっと見ることはあるかな
中学生で夏休みの宿題(自由研究など)を手伝うと答えた親が2011年32.5%
小学生の頃は自由研究を手伝っていたけれどね、今はもうやってられませんわ
「授業中騒いだりたち歩いたりしないこと」について
「どちらかといういと家庭が教育する」と答えた親が1998年25.7%が2011年52%
ちょうど長女が小学生になる頃は、こうしたことは学校が教育すべきだと考えている親が多かったんでしょうか・・・びっくりですわ
子どもの授業態度は当然家庭のしつけのなかで覚えていくことだろうと思っていたワタシですが、意外にそうじゃないと思っている人も多かったんですね〜
ゆとり教育世代の長女、ゆとり見直しが進む中で勉強する次女
それぞれの時代で親の子どもへの関わり方も変わっているんですね
ちなみにゆとり〜で楽しく育った長女ですが大学受験での合格を勝ち取った経験もあり、今はしっかりと自ら学ぶ学生になっております
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コメント
私は大学を出ていないので、娘にはある程度名の通った大学に進学して欲しいと思ってしまいます。
大学時代の友達だって、良い大学を卒業していれば、それなりの地位に付いているでしょうし、自分の仕事の幅も広がると思うのです。
経歴と言うのは、後で変えられるものではないですからねぇ。
投稿: Katsuei | 2012年3月14日 (水) 08時28分
これだけ不況が長引くと、学歴より、手に職を持った方がいいような気がします。次女も大学院修士では職に就けずやむなくドクターコースに今、まだ行っています。どうなるのやらです。
投稿: よたろう | 2012年3月14日 (水) 18時31分
ベネッセが調査研究したものは、わりと詳細に研究しています。
ベネッセは単なる一受験産業ではなく、レベルがかなり高いと思います。
学力と学歴とは相関関係があると思います。
偏差値が高い大学が優秀な人材を育成しているかというと必ずしもそうだとは言いかねますが、やはり、あのような受験問題を撃破して合格した者たちは、思考力、判断力には優れていると思います。(学力の一面でありますが・・・重要な一面であります。)
今、社会で求めている人材は、どのような力を兼ね備えている人でしょうか。
私見ですが、総合的な人間力(相手と折衝できる力、相手を説得できる力、相手と折り合いをつける力等)が身についている人なのかなと・・・
思います。(あくまでも、一つの方向から)
言ってみれば、「簡単にはへこたれない力」とも言えると思います。
その視点からみると、そのような人物は、一般的には偏差値の高い大学で学んだ人間に多いのだろうとと思います。
ここで言う「学力」とは、そのようなことを兼ね備えた力とでも言うのでしょう。
いずれ、何をとことん学んで何を売りに出来るかが大きいのだと思います。
少々くどかったかも・・・
投稿: ヴィンセント | 2012年3月14日 (水) 19時39分