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未婚化・晩婚化 ~子ども・子育て白書~

平成24年度版子ども・子育て白書が発表されています

子ども・子育てビジョンはどうなることやら。。。

社会保障と税の一体改革もどうなることやら。。。

そんな中で発表された今回の白書

今までの傾向が急に変わることがあるわけでもなく

出生率は相変わらず低く

老後の暮らしに非常に不安を覚える人は81.7%

「働く世代では消費を切り詰め、将来に備えて貯蓄するという傾向が見られます」

いや=、貯蓄なんかできない状況です

年々きつくなっています。苦しいですわ

男性の年齢別未婚率は

35~39歳でも35.6%が未婚

女性でも35歳から39歳まで23,1%が未婚

平均すると今や男性の5人に1人が未婚で女性も10人に一人が未婚だ

これまで何か所も異動を重ねたワタシだが

どの職場にも独身の男女がいるのは当たり前になった。

初婚年齢は2010年で夫が30.5歳、女性は28.8歳。

晩産化も進み、出生した時の母親の平均年齢は

第1子が29.9歳。第2子は31.8歳。30年前に比べると3歳程度上昇しているらしい。

独身にとどまっている理由は

25歳から34歳でダントツな理由が

「適当な相手に巡り合わない」

それから「まだ必要性を感じない」

「自由や気楽さを失いたくない」

などが続く。

結婚する意志のある未婚者が結婚相手に求める条件は

男女とも「人柄」

そのほか、男性は、「家事の能力」「仕事への理解」「容姿」

女性は「家事の能力」「経済力」「仕事への理解」

女性から男性へ求める条件に「家事の能力」が上がっているのはいまどきなんでしょうねえ・・

また、男性が女性に求める事項でも「経済力」がだいぶ増えているのが面白い。

いまどきは男も女も働きながら結婚して出産して子育てをする

そんなのが当たり前になりつつあるのでしょう

理想の子供の数は2.42人。予定の子供の数は2.07人

理想の子ども数を持たない理由で最も多いのは

「子育てや教育にお金がかかりすぎる」

ついで「高年齢で生むのはいや」が続きます

20年前と現在では本当に人々の意識も変わりました

出産=退職

と、選択肢のなかった時代ではありません

とはいえ、まだまだ子育ての負担は女性に多く課せられるのが現実でしょう

これから子供を産み育てる若い世代や

ある程度子育てをおえ、もう一度働きたいと願う女性のみなさんが

仕事と家庭の両立を上手にできるよう、

そして男性の働き方も見直すことで父親の育児への参加ができるようにしていくことが大切だと思います

そして

多くの高齢者を少ない働き手が支えていくという世の中では

やはり「元気に過ごす」時間を延ばし、

医療費などの社会保障の負担を少しでも減らしていくことが

これからの課題なんだなあと最近では感じているところです。

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コメント

少子化が進むのは、過度の学歴競争社会になったからだと思います。私が高校生だった頃は、大学に進学せずに就職する人も多かったですが、今は大学を卒業していないと就職できないような時代ですものね。これが教育にかかる費用を大きく引き上げ、少子化に繋がっているのだと思います。
それから、夫の収入だけでは生活して行けない現状もどうかなと思いますが、企業も利益を出していかなければなりませんから、単に最低賃金を法律で上げれば良いってものでもないですし、難しいですよね。

投稿: Katsuei | 2012年6月 6日 (水) 08時25分

昔は それこそ
愛があれば 苦難は乗り越えられるもの
でしたが
今は 一人で いる方が 色々と 楽
だとか
やはり 生活するなら 高収入の人が良いな~なんて
思っている 若い人が 多いのでしょうね。。。

投稿: てっちゃん | 2012年6月 6日 (水) 15時26分

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