健康寿命を延ばす
土曜日の日経新聞です
4月から健康についての仕事をするようになったワタシ
厚生労働省の
の動きを追っています。
日経新聞によれば健康日本21の第2次計画(2013~2022)の期間中
生活習慣病の予防や心の健康など5分野53項目の目標を設定
その中で「健康寿命」を延ばす目標を初めて盛り込んだとのこと
「健康寿命」
とは介護が必要なく自立して元気に過ごせる期間のこと
日本は今や超高齢社会
世界一の長寿国ですが
介護される高齢者の数もどんどん増えていきます
また、増え続ける医療費の多くの部分を生活習慣病によるものが占めていることから
この「健康寿命」を延ばすことが医療費の削減にもつながるということです
厚生労働省の案によれば
10年の健康寿命は男性70.42年(平均寿命は79.55年)
女性が73.62年(同86.30年)で
計画での健康寿命については具体的な数値目j表は示さず
22年までの伸び幅が平均寿命の伸び幅を上回ることが目標だそうです
健康寿命を都道府県別にも出しているようですが
最長は男性が愛知、女性は静岡。短いのは男性青森、女性は滋賀。
たしかに、日本は医療技術の進展などにより長寿国になりましたが
健康である期間が長いほうがうれしいですよね。
実家の母は生活習慣病の一つである糖尿病歴がすでに20年近いですが
まあ何とかやっています
大正生まれの義父は元気ですが高血圧気味ですがまあそれも仕方ないかなあ
系かっくでの目標治安として
10万人当たりのがん死亡率や脳卒中の死亡率の低下を目指しているようです
飲食店での受動喫煙も50%から15%に減らす目標を掲げているようで
食事については
一日当たりの食塩摂取量を10.6グラムから8グラムとするとか
野菜尾摂取量を350グラムとするとか
そんなことがきめられているようです
生活習慣病の原因となる「メタボ」についてはだいぶ世間に知られるようになりましたが
「健康寿命」は一般的には聞きなれない言葉でしょう
高齢社会をいかに(いろいろな意味で)負担を少なく、楽しく、過ごせるか
これからの少子社会政策とともに大きな問題です
自分も高齢者に近くなってきたので
大いに関心のあるところです
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コメント
こんばんは
専門医を目指す長女からの一言
「人生は、医学的には120歳まで・・・ただし、健康寿命が大事だ。生きていれば、いいのではない。」
というきつい一言
全くその通りであると・・・
自分にあった健康維持法を考えなくては・・・
基本的には「余計なものは食べない。粗食が愛情」を合い言葉にしていきたいものです。
投稿: ヴィンセント | 2012年6月 3日 (日) 21時58分
今日、特定健康診査を受けてきます。いわゆるメタボ検診ですね。たしかこの制度がスタートする時に、生活習慣病を減らす事で医療費が圧縮できると言う話だったかと思うのですが、その成果の方はどうなのかさっぱり情報がないような?
単に健康保険組合が実施しなければならない検診を増やして、負担を増大させただけになっていなければ良いのですが……
投稿: Katsuei | 2012年6月 4日 (月) 08時13分