こども園 設置進まず
認定こども園
幼稚園と保育所の機能を併せ持つこのこども園の計画が
なかなか進んでいないという
日経新聞1月5日の夕刊です
目標では2013年3月までに2000か所
だそうですが
現在設置数は1000か所に届かない
共働き世帯が増え
保育所の需要は高まる一方で
幼稚園のニーズは減っていく
乳幼児をあずかるためには
離乳食を作るための調理施設や保育士の雇用が必要のため
なかなか併設のためのハードルが高い
保育所の管轄は厚生労働省
幼稚園は文部科学省と
それぞれの手続きが違ったり申請書類が二重に必要だったりとか
また、単に一緒にするだけで子供のことが置き去りにされていないか、という
現場の声もあるようです
ニーズもあり、趣旨もよかったかもしれませんが
掛け声倒れ、、、
政権も変わり
子育てに対する認識も
「社会で子供を育てる」民主党から
「家庭で子供を育てる」理念へと
変わるとか変わらないとか
方針はまだよくわかりませんが
子育て支援策の柱が変わることも考えられます
とはいえ、
待機児童の問題はしばらく続きそうなので
働きたい方が働けるための環境整備に
力を入れることが望まれます
一方で
高齢者の雇用や若者の雇用も考えなければならない現在
なかなか解決が難しい課題かもしれません
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コメント
省庁の組織をまず変更しないと、事は進まないのかも知れませんね。政権も変わって、どうなる事やら……
投稿: Katsuei | 2013年1月 8日 (火) 08時14分