細る子育て世帯の家計
第一生命経済研究所のレポートから
研究開発室松田茂樹さんのレポートです
1世帯当たりの平均所得金額の推移がグラフに示されているように
児童のいる世帯での
所得金額の減少が著しいです
ピークは1996年の781万6千円
2010年では68万1千円
高齢者世帯の平均所得は
過去20年間に40万円ほど増えているようです
生活意識についても
児童のいる世帯では
「苦しい」「大変苦しい」が70%ほど
高齢者世帯では55%ほどです
子育て世代が
生活が苦しくゆとりがないと感じている人が多いようですが
全くその通りで
先日のランチ会でも
高校の入学金施設使用料43万円
電気料の値上がり
同じ世代なので
家のローンがあったり
家電が一斉に壊れる時期でもあったり
ほんとう~に一日中お金のことを考えている感じ
「私立に行っているんだから裕福なんじゃない」
そうですね
公立に行っていれば
その分ゆとりがあって
旅行に行ったり
車を買ったり
おいしいものを食べたりできたでしょうか
また、
子どもがいなければ、または一人だったら
その分お金がかからないので
もっとゆとりのある生活ができていたのかもしれません
ということで
生活が苦しいから子供の数を増やさない選択をする
と分析されている研究員さんの指摘はある意味正しいのでしょう
うちなどはあと7年教育にかかります
そして多分そのころは
高齢者の負担も今より増えていると思いますので
ワタシタチ
40代、50代の世代は
バブルを経験している一方で
その落差をよく感じるので
なんだか損をしているなあと思ったりするところです
が、もっと若い世代は
お金がなくても楽しく生きるすべを見つけることができると信じたいです
そのための教育費、子育て費用
子育て世代は自分たちの子供に
未来への投資をしているのだと思います
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コメント
教育にお金が掛かるって、本当にそうだと思います。うちは娘が一人いるだけですが、私立高校なので結構な出費です。これで二人いたら家計は火の車ですよねぇ。
投稿: Katsuei | 2013年2月22日 (金) 08時13分