短時間勤務の課題
30日日経新聞夕刊です
子育てを目的とした短時間勤務が広がっているそうですが
こうした中
短時間勤務を長く続ける場合の取り扱いに
苦慮する企業が増えているそうです
法律上は子供が3歳になるまで認めればよいと定められていますが
大手企業を中心に
法定以上の取得期間を制度化しているところもあるようで
「できるだけ長く使おうとする社員が想定以上に多い」
「同僚への感謝の気持ちをかき、人間関係がぎくしゃくした職場も聞く」
ということもあるようです
短時間勤務を長期間続けることは
子どものためにはよいことだと思いますが
本人にキャリア形成上のリスクが伴うものでもあるようで
多くの管理職が
「5年が限度、それ以上になると遅れは取り戻せない」
と考えているようです
子育て中は仕事の比重を下げざるを得ないことも多いですが
ポイントポイントで、
たとえば保育園や幼稚園に通い始めたとき
小学校一年の一学期
など、子供と親がが生活のペースをつかむまでの間とか
本当に必要な期間を短時間勤務とし
それ以外はフルタイムを促す仕組みも広がっているようです
そうはいっても仕事と子育ての両立は
特に女性にとっては負担が大きい
負担が大きいので
短時間勤務が取れない女性も多い中で
「やっぱり結婚したら子育てに専念したい」
と思う女性が増えたり
「専業主婦になりたい」
と感じる人が増えているのでしょう
子育ては長いようであっという間です
長く働くつもりがある場合は
子どもとの時間も大切にしながら
夫も一緒になって仕事と家庭のバランスを
うまく取れるようにしていくことが大切ですが
これが総論賛成、各論反対、ではありませんが
なかなか難しいところです
制度は上手に使うのがよいと思いますが
周りへの感謝と配慮の気持ちは忘れずにいたいものだと思います
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コメント
短時間勤務もあまり長時間になると人間関係に問題が発生しちゃいますよね。皆が皆、割り切って考えられる訳じゃないですからねぇ。
投稿: Katsuei | 2013年2月 5日 (火) 07時09分