「少子化危機突破」のための提案
新聞やニュースでも話題になっていますが
少子化危機突破のための提案がなされました
内閣府ホームページから
話題の「女性手帳」などを検討していたあの会議です
そもそもの目的は
「結婚・妊娠・出産・育児における課題の解消を目指すとともに家族を中心に置きつつ地域全体で子育てを支援していく取り組みの推進等について検討を行う」
というものです
そしてこのたび提案が出されたということです
出生率への影響が大きいとされる
「結婚・妊娠・出産」にかかる課題について解決するために
緊急対策の柱「3本の柱」を推進する
まずは
「子育て支援の強化」
具体的には待機児童解消加速化プランの推進や
多子世帯への支援(費用負担の軽減)など
次に
「働き方改革」の強化
子育てと仕事の「両立支援」。。働き方の見直しや育児休業を取得しやすい環境の整備、パートや非正規雇用者も育児休業が取れるようにする
中小企業でも両立できるように企業の実情に応じた取り組みを促す
企業による「女性登用」を進める
女性がキャリアを目指せるようなロールモデルやメンターを普及
男性の働き方を見直す など
そして今回話題になっているのが
「結婚・妊娠・出産支援」
新婚世帯に対する経済面などの支援措置
妊娠や出産について、適切な時期に適切な情報提供を行う
「女性健康支援センター」など地域における相談支援拠点の体制充実
「産後ケア」の強化。退院後の母子に対し、産後3,4か月までの産後早期ケア、日帰りや宿泊を行う事業、現在活動していない助産師等を活用した事業など
不妊治療に対する支援の在り方の検討
などが挙げられています
それぞれ具体的な方策についても掲げられています
話題の「女性手帳」については触れられていません
少子化対策は個人の領域に踏み込むことは難しいですが
情報提供をして選択ができるようにすることは必要かと思います
また、子供を産むための環境整備
特に男性を含めた働き方の見直しや
若い世帯への支援は確かに大切なことでしょう
結婚し、子供を育てるのが当たり前だったワタシの親の世代
結婚しても子供を産まない選択をするようになったワタシの次の世代
望んでも結婚できないという状況に置かれつつある現代の若者世代
わが職場でも子供のいない男女が増えています
子どもがいるというのは働く母にとっては大変ですが、
本当にとても幸せなことだなあとワタシ自身は感じています
改めて支えてくれている皆さんに心から感謝いたします
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コメント
子供を育てるってとても大変な事ですよね。住宅事情の悪化、核家族化、若年層労働者の雇用情勢の悪化、高学歴社会からくる教育コストの増大など、子育てし易い環境からはどんどん遠ざかっているように思います。
投稿: Katsuei | 2013年5月30日 (木) 07時59分
育ててる最中は ほんと 大変だけど
大きくなって 一緒に出掛けたり お酒を飲んだり 出来たら 楽しいだろうな~って思うと
なんとか がんばれちゃったりします☆
投稿: てっちゃん | 2013年5月30日 (木) 15時17分