悩めるなでしこ企業 ~女性管理職登用~
日経新聞が
11日から
女性面をスタートさせました
第一回目となる記事が
「悩めるなでしこ企業」
女性のパワーを生かす取り組みをしている企業の実態を紹介しています
女性の活用に力を入れるニコン、ダイキン工業、日産自動車など17社が
なでしこ銘柄に選ばれていますが
先端を走るこうした企業でも試行錯誤の取り組みが行われています
女性を活用しようと
女性の登用を目標値にしたり
女性だけを対象とした研修をすると
「女性優遇だ」
と男性社員が反発するケースも多いとのこと
また、「まずは数」と女性管理職を増やしたはいいが
6割が部下がいない管理職だったり(三井住友銀行)
同業他社から
「数値アップ用のポスト」などといわれたりしているとか
一方で
「男女問わず能力と実績で登用しなければ組織全体の士気が落ちる」
との意見もある
日経新聞の調査によれば
女性管理職比率などの数値目標に賛成かを聞いたところ
賛成が63.1%
反対が36.9%
ということですが
実際に自分の会社にそういう制度が導入されれば
「女性優遇だ」
という声が出たりすることも考えられます
先日スポーツクラブに置いてあったマンガ「医龍」をエアロバイクに乗りながら読んでいて
教授選に挑む女医、加藤晶が
「女性がTOPに立ち制度を変えなければ私が女を捨てた意味がない」
のようなことを
妊娠している女医さんに語るシーンがありました
そうなんですよね
まあ、これはマンガですが
一理あると思います
いろいろ言っていますが
やはり女性自身が意思決定の場にいて
自分の意見を主張できる立場にないと
なかなか世の中は変わりません
働く女性が増えてきて
次は働く女性管理職が増える時代に入っていく
管理職になれば
いろいろつらいシーンもあるかもしれませんが
自分で決定できる事も広がります
ただやはり「なんとなく」は仕事はできないので
覚悟と信念をもって仕事に臨むことは必要だと思います
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コメント
一社員として働くのと、企業の利益を追求して、社員を管理する立場は大きく違いますからねぇ。そういう立場で実力を発揮できるのは、誰かと言う事が重要な訳で、性別は特に関係ないように思います。
ただ心理的に、上司が女性だとやりにくいと言う男性社員は多いんじゃないでしょうかねぇ?
投稿: Katsuei | 2013年5月14日 (火) 08時10分