出産後、働きやすくなる?
月曜日の日経新聞「らいふプラス」
ニッキイの大疑問のコーナーから
最近の少子化対策は熱心だ
子ども・子育て関連3法と呼ばれる法律は12年に成立
15年度から新たな子育て支援策が始まる予定です
現在、制度開始に向けていろいろな準備が進んでいるところです
先日紹介した「少子化危機突破タスクフォース」でも
子育て後の再就職・起業支援
待機児童ゼロ
3年抱っこし放題
などを掲げています
さて、「エンゼルプラン」ということばをご存知でしょうか?
1994年から始まった子育て施策のための国の計画ですが
ちょうど20年ほどたちます
当時は男性の働き方の見直しなどは盛り込まれていませんでしたが
この20年
少子化対策が功を奏したか、といえば
合計特殊出生率は1.39と低い水準
30代での「M字カーブ」も
底が少し上がったかもしれませんが
国際的にみても低い水準
また、新聞でも問題にしているように
現在の対策では
パートさんの多い女性にとっては
非正規雇用の人たちへの視点が抜けていることも問題です
ワタシが子供を産んだころは
まだ女性は子供を産んで育てるのが当たり前
という感じでしたが
いまどきは
子供を産むタイミングは人によってさまざまで
高齢でも出産は可能
というような感じになっています
最近では
高齢による出産は
流産のリスクや
そもそも妊娠しにくいという問題があることから
不妊に対する助成の年令などに制限を設けることが国で検討されているようです
出産後、働きやすくなるか
といえば
20年前に比べたらず~っと働きやすいと思います
そして何より
イクメンさんたちが増え
男性も育児に参加するという意識がだいぶ広がってきたなあと囲感じるところが
大きな進歩かもしれません
急に少子化に歯止めがかかるということは想定しにくいので
やはり少しずつ社会が変わっていくのを
長い目で見守るしかないのかもしれません
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コメント
娘の友達は、1人っ子は案外少なくて、ほとんど兄弟姉妹がいるようです。高齢になってからの結婚で不妊に悩んでいるとか、そもそも結婚しない人が増えているのが少子化の根本的な原因なのかもしれませんよ。
投稿: Katsuei | 2013年6月 5日 (水) 21時12分