正社員雇用、広がらず ~平成24年度就業構造基本調査~
日曜日の日経新聞
総務省が7月に発表した
平成24年度就業構造基本調査を分析し
16日に都道府県の状況を発表したものをまとめたもの
全体の話では
非正規社員の割合は男女ともに伸びていて
平成24年には
男性の22.1%、女性の57.6%、全体では38.2%の方が
非正規雇用です
ちょっと前までは
3人に一人。。。くらいでしたが
現在はもう少し増えている感じです
多くの県で
有業者が減る一方で無業者が増えているようで
景気の低迷とともに
生産年齢人口(15歳以上64歳未満)の減少、高齢人口(65歳以上)の増加という人口構造の変化も
その原因であると分析しています
非正規率が一番高かったのは沖縄県で44.5%
一番低いのは福井県で32.7%
ということです
景気が回復しているといわれていますが
非正規雇用が減るか
というと
そうとも言えないでしょう
昔のように終身雇用を前提とした働き方が
変わってきて
世界と競争するようになった経済状況を考えると
日本の中で
安定した雇用が確保されるということが
これからも続くのかどうかということもあるのかもしれません
ムスメタチももうすぐ就職ですが
特に女子はライフプランで
結婚、出産を考えなければなりません
最近は未婚率も上昇していることから
女性もしっかり働くことを前提とした方がよいでしょう
出来れば結婚して子供を産んでほしいところですが
とりあえず
しっかりとした就職先を見つけてほしいものだと願っています
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コメント
TPP導入によって、生産業はより一層の低価格を打ち出さないと競争できなくなるし、アメリカ式の特許権や著作権が押し付けられ、海外製品を買わざるを得ない状況に追い込まれる事も考えられます。そうなると、今より多くの人が非正規雇用となるのでしょうね。
投稿: Katsuei | 2013年8月22日 (木) 08時18分