女性の就業状況 ~平成24年度就業構造基本調査~
勤労感謝の日にちなんで発表された
平成24年度の就業構造基本調査の結果です
女性の有業率は
25~39歳、50から64歳の各年齢階級で上昇
とくに30~34歳が4.7ポイント上昇
いわゆるM字カーブの底が
35~39歳に移行しているようです
これは晩婚、晩産化の影響もあるのでしょうか
夫婦と子供のいる世帯での妻の有業率も
25~39歳の階級で上昇しています
都道府県別育児をしている女性の有業率は
一番高いのが島根県
つづいて山形県、福井県、鳥取県、富山県、石川県。。。。
一番低いのは神奈川県
つづいて兵庫県、埼玉県、千葉県。・。。
都市部ほど専業主婦の方が多いようです
埼玉県の場合は
核家族世帯が多く
夫が都内で働くサラリーマンであることも多く
その夫の通勤時間が長いことも多く
加えて待機児童数も多いこともあり
共働きをするためには
何しろ子供の預け先を確保することから
病気の時にどうするかなどなど
ハードルが高いのが現状です
調査によれば
働く意思がありながら就職活動ができない無職女性は
113万人
働き盛りの30代が多いです
子育てと仕事の両立は
環境が整わなければ難しい
働く世代の人口が減っているので
女性と高齢者の労働が期待される世の中です
今の若いカップルは
家事や育児の分担は当然
という意識になっているともききますが
都市部での待機児童問題は
まだまだしばらく続きそうです
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コメント
女性の有業率、上昇しているんですね。消費税増税を前に雇用情勢は改善されているんですかね。
投稿: Katsuei | 2013年11月26日 (火) 07時03分