130万円の壁厚く。。。
18日、日経新聞
何度か書いてはおりますが
多くの女性が再就職するときに気にする
130万円の壁
会社員の妻らは
年収130万円未満なら
夫の扶養者として
保険料を払わずに
年金や健康保険が受けられる
103万円以下なら配偶者控除もある
日経新聞社がマクロミルの協力を得て行った調査によれば
働きたい専業主婦の半数以上が
年収は
130万円未満にしたいと答えているそうです
103万円以下で働く主婦の
夫の所得は配偶者控除を受けるので
世帯納税額が減る
関西学院大学の上村敏之教授の試算によれば
配偶者控除による2012年の税収ロスは
368億円
国民年金の保険料を払ったとすれば
総額は年17兆円だとか。。。
社会保障制度の見直しはいろいろ行われておりますが
この130万円の課題は
ずっと先送りされています
こうした中
コストコのように
「扶養の範囲内で働きたいパートはお断り」
とする会社もあるようです
賃金を優遇し、がっつり働いてもらう
130万円の範囲内で働いていた女性が
コストコでの働き
年収300万円になった例が
紹介されていました
事情があって働けない人もいるでしょう
どのように働くかはその人次第ですが
税金を払わず、社会保険料も支払わなくてよい
という今の制度が変わらないと
どっちがいいかなあと選ぶときに
やっぱり130万円というハードルを苦労してまで超えなくてもいい。。。
と感じる人も多いのだろうなあ
と思うところです
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