次は「106万円」の壁
これまで何度か書いておりますが
パートタイマーをするときに
所得税がかからない103万円の壁
それから社会保険料が発生しない130万円の壁
なんていう言葉があります
2月5日の日経新聞で問題にしているのが
「106万円の壁」
2016年からパートタイマーの厚生年金適用の基準が変わります
現在週30時間以上だと厚生年金適用ですが
これが2016年からは
①週20時間以上で
②賃金月額8.8万円円以上(年収106万円以上)
③勤務期間1年以上
④従業員501人以上の企業
①~④すべてを満たす場合に
厚生年金が適用されるようになります
そこで出てくるのが106万円の壁ということですが
働き方によって「得をしたり」「損をしたり」することがあるようです
加入期間にもよるようですが
新聞では3号被保険者(会社員の妻など)で
払った保険料の額ともらえる金額を考えると
負担額のほうが多くなるケースが紹介されていました
そこで
106万円以下に抑えるのか
500人以下の会社に転職するのか
はたまたがっつり働くのか
せっかく社会保険料を負担するのなら
たくさん払って将来の年金額もたくさんもらう
(年金制度が機能していればですが)
ということも考えらえます
いろいろなケースが考えられるので一概には言えませんが
人生90年ともいえるような時代
老後の手取りは多いほうが安心なので
自分に適した働き方を考えてみましょうという記事でした
ワタシは自分の保険料も税金も
男性並みに払っておりますが
もらえる年金は予定通りいくのかなあ
退職金も大幅にカットされている
貯金する余裕もない
夫の収入が増えることもない
景気がよくなっているという実感もない
早く住宅ローンと車のローンが終わって
子供たちが社会人にならないかな
次女の卒業時に夫はすでに定年を迎えていて
ワタシが一家を支えていくことになっているような気がする
考えただけで疲れるな~
早く楽な生活がしたいけれど
そんな日は一生来ないような気がします
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コメント
④従業員501人以上の企業って中小企業のパートさんは年収が多くても厚生年金に加入しなくて良い事になる訳ですね?中小企業にとっては負担が軽減するので、その分パートさんの賃金を高く設定し易くなるでしょうけど、年金制度の運営にとってどうなんでしょうかねぇ?
投稿: Katsuei | 2014年2月 7日 (金) 08時08分