パタハラ、どうなくす?
パワハラ、ではありません
パタハラ
パタニティ(父性)ハラスメント
だそうです
12日の日経新聞夕刊から
聞きなれない言葉
いろいろな「ハラスメント」があるようですね
これは育児支援制度を利用しようという男性に対し
上司の世代が
「男は仕事を優先すべきだ」
という意識が根強く
男性部下の育児参加を妨げるということだそうです
ワタシの職場では
出産する女性のほとんどが育児休暇を取りますが
そんな環境でも
男性が育児休暇を取る人はまだまだ少ないです
(ほとんどいません)
男性自身が
「育児休暇を取るなんて…オトコのすることじゃない」
と感じている方も多いのではないでしょうか
新聞で紹介されていた
日本生命では2008年
有給で7日間の育休を取れる独自制度を導入
意識改革を図るため
導入の目標は100%(!)
日生全体では今年度
男性約430人が育休を取得
3月末に期限を迎える9割が取得
だそうです
7日間の育休
決して十分な期間とは言えませんが
対象となる方の9割の職員が取得するというのは
なかなかのものでしょう
厚生労働省の調査では
12年度の男性の育休取得率は1.89%
連合の調査では
「パタハラ」された経験があると答えた人は12%
そのうち半数が
「制度利用を認めてもらえなかった」
また3分の2は
「誰にも相談できずにあきらめた」
管理職研修などを通して頭では理解していても
現場で対象者がいた場合には
心から歓迎できない。。。というケースが多いようです
まあ、正直、そんなものだろうなあという気はいたしますが
そんな中でも頑張って
制度を利用して育児に協力するパパさんたちも
少しずつでも増えているのでしょう
景気がよくなり
残業時間も増え
家に帰る時間が男女とも短くなり
ますます少子化が進みかねない感じもする中で
いろいろな試みがあり
7日間だけの休暇でも取得して
しっかり育児に向き合うパパが増えていくことを
期待したいと思います
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コメント
そうですね。私も女房の体調が悪いので、娘の面倒をみないといけないと言って会社を休むと、上司から白い目で見られたものです。その時は、有休休暇であり育児休暇ではありませんでしたが、今でも男性が育児休暇なんて取っても、どうせ育児なんてしてないのにと思っている上司が多いのではないでしょうか?
投稿: Katsuei | 2014年2月17日 (月) 08時10分