パート・バイトを活かす
4日の日経新聞です
パートやアルバイトの雇用が増えていて雇用数は計1300万人を超え
日本の全雇用の4分の1
総務省の調査によれば
パート雇用は12年の平均比で4.5%増加の928万人
そして女性はパート全体の9割だそうです
労働力の多くをパートやバイトに頼る小売りやサービス業の事業拡大が背景にあり
パートを戦力を活かすことが各社の競争力を左右する。。。
ということで
紹介されているのは
ミキハウスデパートとして勤める女性
ミキハウス退職後、出産を経てパートで復帰
こうしたパートやバイトが好調を支えているということで
13年にはパートやバイトも産休が取れるようにしたとのこと
「今の主婦は会社員の経験が豊富。パートで復職しても現場の責任者や指導役も務められる。」ということです
イトーヨーカドーでは
12年秋から店員の9割をパートにする取組を開始
そうした『パート化店」は全体の2割近い33店
減らす社員を上回る数のパートを採用し
1人が接客にかけられる時間を増やす
接客にかかる時間がふえて
以前に比べて衣料品の売り上げが
平均1割伸びている。。。
ファミリーマートでは
中部地区で発売した
「2種ソースと魚介のパスタ」は
店で働く女性パートさんが考案。
女性パートがお客さんを呼んでいる。。。
などなど
パートで働く女性の活躍が紹介されています
パートの採用で社員の残業時間を2割減らし
接客時間が増えて売り上げは増加
ということだそうです
女性の力が活用されるのはよいことですが
賃金は正社員並み。。ではないでしょう
フルタイムではなく自分の自由な時間の範囲で
残業なしに働く
それはその人の選択ですが
パートでも賃金もそれなりにもらえるようになり
社会保険料や税金も普通におさめて
社会を支える力になる
という日はちょっと遠い未来かな
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コメント
正社員の雇用を抑えてバイト・パートでその労働力を補おうとすると、会社に蓄積されるノウハウはあるのかが疑問です。アイディアで勝負できる分野もあれば、ノウハウが継承されなければ成長できない分野もあると思うんですよね。
投稿: Katsuei | 2014年2月 6日 (木) 08時25分