出生率に数値目標 賛成?反対?
昨日の日経新聞
人口の維持に必要な
女性が生涯に産む子供の数(合計特殊出生率)を
2030年までに2.07人まで回復する
という目標を政府が設けることについて
酸性化、反省化
日経電子版の読者に聞いたところr
3分の2の方が賛成
男性では7割が賛成
女性では賛成53.6%、反対46.4%
という結果だったそうです
賛成の理由
・このまま人口が減れば国が破たん
・目標を掲げないと女性の活躍推進や待機児童解消などの施策がおざなりになりそう
などの意見が多いようですが
反対意見では
・出産は個人の自由。政策で行うのは行き過ぎ
・産めない、産まない女性のプレッシャーになる
などという意見があるようです
これまで何年も、何度も議論されてきた少子化対策
まったくと言ってよいほど効果はありませんでした
目標を2.07人まで回復できるか
という意見に対して
「思う」24.0%
「思わない」76.0%
そうですね~
ワタシも思わない、です・・
国がどんなに旗を振っても
当事者である女性
それを支える家族、
そして女性を支援する社会、企業、地域
それぞれがみんなで同じ方向を向かなければ
難しいでしょう
「もっと子供を産みたい。そのためにこうあるべきだ」
と考える女性の立場からの政策がないと実現は難しそう
女性は活躍して、子供も産んで、家事もして、輝いて、。。。
いやいや、素敵な理想ですが
アップアップして疲れちゃう人もいるでしょう
パワフルな女性ばかりではないので
自然体で頑張りすぎず、というのがよいけれど
格差が広がる社会の中で
弱い立場にいる女性が取り残されていく気もいたします
とはいえ、このままでは本当に
ワタシタチが75歳になるころは
今以上に子供が少なくて
我が家には孫がいないかもしれません
なんといっても子どもを産む立場のムスメタチが
幸せになれるといいのですが
楽しい未来をみんなが描ける社会は遠いなあ
理想を実現するためにきれいごとだけではないでしょうから
やっぱりまだまだ越えなければならないハードルはたくさんありそうだなと思うところです
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コメント
目標だけを設定しても、達成のための工程を策定しなければ、絵に描いた餅。あんまり期待できそうにないと思います。
投稿: Katsuei | 2014年6月 2日 (月) 06時33分