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少子化社会対策白書

内閣府から発表された

少子化社会対策白書

最近の少子化の現状から

1970年代第二次ベビーブーム期に200万人だった出生数は

2012年では約半数となり100万人ちょっと

このままのペースで少子化が進むと

50年後の日本の人口は

現在の1億2806人から8674万人になると推計されています

・・・といわれてもどんなものなのか

なかなかピンと来ないかもしれませんが

ようするに

働き手が減り、子供が減り、高齢者の割合はだいぶ増えている

そんな社会です。。。

婚姻・出産等の状況では

未婚化、非婚化が男女ともに進み

生涯未婚率では

男性の5人に一人、女性の10人に一人が結婚しないまま一生を過ごし

晩婚。晩産化もすすみ

平均初婚年齢は

2012年で夫30.8歳。妻29.2歳

出生した時の母の平均年齢をみると

第一子を産んだ時の母の年齢の平均が30.3歳

30代で初めて子を産む女性がふえている・・・ということです

40代を過ぎると出産はかなり難しくなるというデータがありますので

結婚しないと子供を産まない日本では

こうした状況が少子化につながっていると考えられます

平均理想子ども数は

30年前も現在もそれほど変わらず(やや減っておりますが)

2010年で2.42人

理想の子供を持たない理由で最も多いのは

「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」

大きく頷けます。

子どもが一人の方は余裕があるように見えるわ~

やはり一人より二人、二人より三人のほうが

あれこれ負担が大きいと思います

(もちろん、子供が複数いればよいこともたくさんありますが)

女性の就業をめぐる環境としては

出産1年前に仕事をしていた平成22年出生時の母のうち

出産前後に仕事を辞めた母の割合は54.1%

平成13年出生時の母より13.3ポイント減少し

出産をきっかけに仕事を辞めない方が増えているようです

妻の就労意欲では

今後も(は)正社員として働きたい・・25.8%

今後はパートとして働きたい・・・45.3%

最初はパート、ゆくゆくは正社員。。。14.9%

やはり、正社員でありながら働き続けるのは大変ということでしょうか

そこまでしなくてもいいかな、という人も多いのかな

妊娠、出産前後に退職した理由で一番多いのは

家事・育児に専念したいから自発的にやめた、、、39%

仕事を続けたかったが育児との両立の難しさでやめた・・・26.1%

続けたい人が両立できるようなサポート体制がまだまだ足りないのでしょう

女性の就労をサポートし、女性が活躍できる社会を!!

という掛け声と

そうはいっても育児に専念したいと願う女性がまだまだ多い現状

この辺の両立は

これからも難しそうな気がします

我がムスメタチももうすぐ就職

いまは景気も良くなりつつあり

それなりのところに就職すれば

仕事が面白くて結婚するタイミングを逃すかもしれません

結婚しないと子供を産まない日本では

仕事のタイミングと結婚のタイミングと出産のタイミングを

上手に選べない人が多いのでしょうか

若いころからのライフプランの重要性を感じます

気付けば不妊だった。。。。

という声も多く聞きますから

正しい情報を知った上で

いろいろな選択をできるようにすることが大事だと思います

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コメント

仕事と育児の両立は、家族がどの程度理解して、家事育児を分担できるかが大きいですよね。私のお袋は、祖母まかせな部分がかなりありました。今は核家族ですからそうもいきませんからね。

投稿: Katsuei | 2014年7月11日 (金) 08時05分

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