103万円と130万円の壁
6日日経新聞から
配偶者控除の見直し
いろいろ話題になっては進まないハードルの一つ
現在検討の話題になっているのは
103万円の壁
専業主婦世帯の優遇税制
主婦がパートをしている場合103万円以下なら
夫は38万円所得控除を受ける
この控除の金額は
妻の年収が増えれば少しずつ減っていくので
稼ぎの多い人の手取り額が稼ぎの低い人を下回るという
逆転現象は起きないようになっているとのこと
ただ、実際には
民間企業の給与体系が
結婚している社員の上乗せ手当を支給していて
この手当の支給基準が
103万円以下
となっていることから
主婦の多くが103万円の壁を気にしながら働く実態があるようです
また、何より大きいのは
130万円の壁
こちらは社会保険料をめぐるもので
130万円以上働くと
社会保険料を納めなければならず
手取りが減る。。。という現象
試算によれば
154万円以上稼げば
この逆転現象はなくなるらしい。。。
ということで
何年も前から話題にしているこの収入の壁
主婦の多くが
「損をする」働き方はしないので
制度上得をする方を選ぶのは当然
これを超えてまで働くためには
本当に収入がよいか
よほどその仕事が好きか
収入以上に何かインセンティブがあるのか
などなど
働き方の見直しが進みますが
こうした収入の在り方についての見直しは
まだまだ当分かかりそうです
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コメント
医療費が足りない現状を考えると、社会保険料は必ず払わなければならないとしたいところですが、そうなるとほんの1日バイトするだけとかでも社会保険に加入することになってしまうので、難しいんでしょうね。
投稿: Katsuei | 2014年10月10日 (金) 07時01分