出生率、目標は1.8 ~我が国の人口動態~
6日、日経新聞夕刊
政府が開いた
まち・ひと・しごと創生本部の有識者会議で
1人の女性が生涯に産む子供の数の推計を示す
合計特殊出生率を
2013年の1.43から1.8にまで引き上げることを目標とする
という記事が載っていました
いやいや
これってどんなことでしょうか
厚生労働省が発表した
というのがありますが
合計特殊出生率の推移が9ページに載っています
グラフ化されているので詳しい数字はわかりませんが
1.8という数字は
今から30年以上前の数字と同じくらいでしょう
第一子の出生年齢は上がり続けて
平成24年の第一子を産む母親の年齢は30.3歳
いまどきは30歳を超えて子供を産む女性がとても多い
10年前に比べると
合計特殊出生率は上昇傾向にあるようですが
結婚する意志のない男女が増えて
未婚者も増える状況の中で
だいぶ思い切った目標数字だなあと思います
先日長女と話をした時も
「結婚?う=ん、そうだねえ、無理にしなくてもいいかな」
と言っていた
じゃあ老後どうするの?一人でさびしいよ
というと
「外国には独居の高齢者が暮らしやすい国があるんだよ」
だそうです
外国語を専攻しているだけあり
国外にも目が向いている長女ですが
日本ってそれほど若者にとって
魅力のない国になっているのかしら
これはそういう国にしたワタシタチ大人の責任なのかしら
それにしても
確かに日本では
しっかり働いていさえすれば
結婚しなくても不自由しない
それでも
自分だけで生きていこう
というのはさびしいと思うんだけどナ・・・
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