できる女に仕事が来る
とある新聞社の方とお話しする機会があった
最近は女性の記者も多い
二人のお子様を抱えながら
記者として飛び回る女性もいる
寝る時間を削り
仕事大好き!という感じでがんばっているとか。。。
子どもはどうしているのかしら?
大変そうだなあ。。。。
と、20年前のワタシも思われていたのかな
ワタシも長女が生まれたばかりのころは相当忙しかった
父子家庭状態になっていた。。
もちろん仕事も子育ても大変だったけれど
自分が苦痛で
これ以上やったら具合が悪くなる
というほどではなかった
自分の目の前の仕事だけをこなせばよかったということもあり
楽しく仕事をしていたような気がする
だから
大変な女性記者さんたちも
はたから見るよりは
意外に本人としては大変だけれどこれが当たり前だから。。。
くらいに思っているのかもしれない
バリキャリのママ友の中には
深夜残業しても
翌朝は6時前に起きてお弁当を作っていた人もいる
しかもワタシと違って
朝から揚げ物をするなど本当にパワフルな方だわ~
海外出張は子育て中の女性でも当たり前になってきたし
本当に時代は変わったなあ
新聞社の方曰く、
「やっぱり、子供がいて大変そうだから配慮したいとは思うんだけれど、
その人に任せられると思うから仕事をまわしちゃうんだよね。。。」
わが職場にいる小さいお子さんがいる女性にも
大変そうだから配慮したいんだけれど
やっぱりなんとなく仕事を回してしまいがち
一方で
海外勤務や短期派遣の仕事については
本人が希望しても
さらに上層部が認めずにかなわないというケースもあるようで
なかなか難しいところです
仕事ができるから次の仕事も来る
上手に家庭との両立もできる
でもねみんながそんなバリバリキャラではないので
こういう現状が喜ばしいかというと決してそうではない
ウーマノミクスと言って
「女性が活躍する社会は素晴らしい」
という言葉の裏に
女性は家事も育児も仕事もバリバリ頑張ってね
という感じがしないでもない
今とてもがんばっている若い女性たちは
ワタシが若いころよりずっとずっと能力があってパワフルだと思う
ワタシの先輩たちが切り開いてきた道を
何とかつないでここまで来て
働きやすくなったのかもしれない
けれど仕事の質の大変さは増しているような気がする
仕事と家庭との両立は
口で言うほど簡単じゃない
仕事に追われて
結婚や出産をためらう女性が増えなければいいんだけれど
なかなか状況は難しそう
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コメント
日本はまだまだ家事は暗黙の内に女性の仕事。そんな家庭で女性が活躍するには、自分の時間を削り睡眠時間を削る事になってしまうと思います。不幸な事に女性の活躍が晩婚化、少子化に繋がっていると思います。欧米の様に定時に帰る事ができれば、もっと子育ても楽になるんでしょうけどね。日本の企業が多くの労働者を雇えないのは終身雇用制にあると言われています。それがまた労働者が転職し難い理由でもあるんだとか。
投稿: Katsuei | 2015年2月 8日 (日) 07時10分