仕事する母が増えていく
昨日も紹介した国民生活基礎調査では
生活意識のほかにも
世帯の状況などを公表しています
この中で
児童のいる世帯の状況が載っています
ここでの「児童」とは18歳未満の未婚の者のこと
児童のいる世帯は
昭和61年には約半分
うち2人の児童がいる世帯は22.3%。3人以上も7.7%でしたが
平成26年の調査では
児童のいる世帯は22.6%
おお~
5世帯に1世帯しか児童がいないのね~
子供が減って
世帯の在り様もだいぶ変わっているようで
実際に
単独世帯が25.3%
夫婦のみ世帯が30.7%
シングル世帯もだいぶ多いのですね
で、児童のいる世帯で
末子の年齢階級別にみた母の仕事状況を見ると
末子が0歳で仕事をしている母親も4割程度いるようでございます
我が家のように末子が17歳くらいの家計では
実に80%ほどの母親が働いています
が。正規の職員として働く人は
どの年代でも2割程度
17歳くらいのお子様がいる母親のほとんどが非正規職員
パートとして
家事の合間に家計を支えている方が多いのでしょうか
子供の教育費の足しにしようと
働く人が多いのかもしれませんね
YUの同級生のお母さんたちとお話をしても
ワタシの知っている限りでは
専業主婦の方はほとんどいないなあ。。。
そして正規職員の人もほとんどいない
統計のとおりです
お母さんたちは仕事に家事にとてもパワフル
日本の社会は
こうしたお母さんたちが支えているんだなあ(自画自賛)
実際ワタシの職場でも
非常勤の職員さんが多い
非常勤の皆さんがとてもがんばってくれているので
助かっております
また、今度の職場はワーママも多い
みなさんそれぞれ(いろいろ大変ながらも)
明るく元気に
子育てに、仕事に、励んでおられるようでございます
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コメント
我が家も女房の収入は、ほぼ全額が娘の教育費に使われています。派遣社員としてフルタイムで働き、毎日の家事もこなしてますから、本当に忙しい毎日。そんな働くお母さんたちに感謝です。
投稿: Katsuei | 2015年7月 8日 (水) 06時49分
私の周りにももはや完全専業主婦だという人は
慢性の病なお嬢さんをもつ友人一人になりました
私を含め正規の方と同じ時間だけ、ほぼ同じ仕事をしている方が多いです
バブル期の名残で正規になるチャンスの残骸はあるけれど
実績は完全にゼロ
能力はもはやこちらが勝っているのに
賞与や休暇は保証されているそうでもない
正規の方にイライラする話などもよく聞きます
子供が出来ても働きたい
働けるお母様だけが働いていればいい時代は終わったのですね
保育園問題もそうですが
教育費がこんなに高いこと
もう少し問題にしてもいい気がします
投稿: 通りすがり | 2015年7月 8日 (水) 09時02分