130万円の壁を超えて働く
ちょっと前の日経新聞です
女性の就業を阻害するといわれている
103万円の壁
そして
130万円の壁
パートをするお母さんたちが
年末になると就業時間の調整を行って
130万円以内にする
という光景はよく見られるものでしたが
最近はどうなんでしょうか
これだけ働く女性が増えてきているので
「130万円を超えて働こう」
と考える方も増えているのでしょうか
130万円以上働くと夫の扶養から外れ社会保険料を自分で払うことになるので
年収が減って損をする。そう言いう考え方もあれば
一方で自分が将来もらう年金は増える可能性もある。
この辺の計算が難しいところかもしれません
新聞によれば
65歳から6,4年以上生きれば
年金増額分が手取り減を上回る
と紹介されていました
いまどき女性は80歳以上生きる方が多いので
年金をしっかりもらったほうが
将来は安定するケースもある
「130万円を超えて働くと損をする」
そう考えている方がまだ多いかもしれませんが
世の中、だいぶ事情も変わってきています
夫の家族手当を廃止する企業もある時代
国家公務員あたりもいよいよ配偶者控除が廃止されるらしいし
自分の将来の年金を増やしてみよう
そんな選択をするのもアリではないでしょうか?
まだまだ非正規の働きが主流の主婦の働き方ですが
どうせ働くなら長く、たくさんお金をもらうのもいい
自分の老後は自分で何とかしなければならなくなる時代です
年金が当てにできるかどうかは分かりませんが
しっかり働いていれば
夫に何かあった時も
ある程度はしのげるでしょう。
女性にとって働きやすい世の中になっています
ガッツリ働きたい方には
目の前のチャンスを
迷わずしっかりとつかんでがんばってもらいたいものだと感じるところです。
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コメント
長期的な視点で見れば、社会保険料の支払いが高額になったり所得税や住民税が高くなったり、夫が配偶者控除を受けられなくなったりしても、収入を多くしておいた方が得なんでしょうけどね。目の前の手取り金額にしか目が向かないのが現状なんでしょうね。
投稿: Katsuei | 2015年11月11日 (水) 07時01分
「130万円」というところだけに目がいきがちですが、要は、130万円を超えた結果の収入と負担を比べてプラスになるかどうかと言うことですよね。損得をきちんと計算できるかどうかが賢く生きるコツでしょうか。
投稿: kumazi | 2015年11月15日 (日) 20時53分