母親の就業状況 ~21世紀出生児縦断調査~
平成13年と22年に生まれた子供を取り巻く状況を
縦断で追っている厚生労働省の調査です
平成13年出生児も中学1年生
母の有職割合は年々増加し
出生半年後で25.1%だったのが13回目の調査では
有職母は76.4%
うち常勤母も年々増加で16.2%から22.1%へ
同じ状況でも平成22年出生児のお母さんは
出生半年後で35.5%
第5回調査では有職母は51%
平成13年出生児のお母さんは同じ第五回調査では約44%が有職だったので
出生後に職場復帰する母親が増えているのがうかがえます
ワタシの周りのお母さんたちも
専業主婦はほぼ皆無
小学校くらいまでは働いていない方が多かったですが
中高生になると働く母がとても多いです
もちろんパートタイムの方のほうがずっと多いですが
正社員として再就職する方もいる
ワタシのように辞めずに働き続けている母親はまだまだ少数ですが
これもだいぶ増えているような気がします
母親が家にいないと子供はちゃんと育たない
ワタシが出産したころはそんなふうに考える方も多かったけれど
今は母が働くことは当たり前の時代です
NHK「あさが来た」が人気なのも
そんな働く母を応援してくれているからなのかな
ワタシも働き続けて30年近くなりました
山あり、谷あり、の子育てでしたが
子供がいると本当に自分が救われます
仕事を頑張れるのは
家に帰ってから大変だけれどもかわいい子供たちがいたからだと思います
働くお母さんたちには
いろいろな壁もあるかもしれませんが
上手に乗り越えていってほしいものです
| 固定リンク
「調査・統計・白書など」カテゴリの記事
- 宝くじって知ってる?(2024.11.30)
- 男女共同参画の「令和モデル」①(2023.10.11)
- 妻と夫の家事分担 (家庭動向調査①)(2023.09.12)
- 男性育児休業はむずかしいか ~雇用均等調査~(2023.08.05)
- 世帯や所得の状況は? ~国民生活基礎調査~(2023.07.11)
コメント
職業によっては継続可能なものは辞めずに働き続け年金をかけこの先微々たるものでも頂く…
それが一番良い流れであるが、それ以外の女性は
出産後いったん退職しパートタイムで働き転々としていくのが大半ではないかな。
私も実際そんな感じですが。
これから子供達の学費が痛手で自分達の老後なんて考えられないところですが、きっと無です。
子供達の時代…想像つきますが。
本人や親も厳しい世の中になりますね。
投稿: マイ | 2016年1月12日 (火) 14時02分
うちの女房は、娘が小学校低学年の頃まで専業主婦で、その後働き始め、フルタイムの派遣になったのは高校生になってからだったような。教育にそんなにお金が必要ないなら専業主婦でも良いのに、そんなことを思うのは、考えが古いんですかねぇ?
投稿: Katsuei | 2016年1月13日 (水) 06時26分