女性活躍「見える化」進むか
昨日の日経新聞夕刊
「女性活躍推進法」
4月で施行されたのをご存知でしょうか
まずは301人以上の労働者を雇用する事業主に
①自社の女性の活躍状況の把握・分析
②行動計画の策定・届出
③情報公表などを行う
などを行ってもらうもので
これを推進するために作ったマークが
えるぼし
基準を満たす数に応じて「えるぼし認定企業」を認定するそうです
基準は
①採用:採用での男女の競争倍率が同程度
②継続就労:女性の平均勤続年数÷男性の平均勤続年数が0.7以上
③働き方:法定時間外労働時間と法定休日労働時間の合計の平均が月45時間未満
④管理職比率:管理職に占める女性の割合が産業ごとの平均値以上
⑤女性の非正規社員から正社員への転換、正社員としての再雇用など実績がある
5つすべてそろうと3つ星認定企業
ということで、女性の活躍、「見える化」進むかな
という記事でございます
新聞によれば
4月15日現在、前段階を合わせて合計20社ほど。。。。
全国で20社、ですか??
新聞にもありますが
「くるみん」マークもありますし
企業としては様子見、といったところでしょうか
ここ2,3年で
女性の活躍という言葉が当たり前になり
結婚しても出産しても働くという選択をする女性が多くなっているような気がします
一方で長時間労働の問題はなくならないので
家事などのしわ寄せは女性に偏りがち
活躍しすぎて疲れてしまわないように
ほどほどに、上手に、バランスよく
自分のペースで頑張ってもらいたいものだと思います
我が長女などは4月から働いておりますが
男性も女性もなく同じように働く職場です
もはや当たり前となったこの光景
仕事にのめりこんで
結婚が遅れ、出産も遅れ(あるいは出産しない)
というような未来図だとさびしいなあ
仕事以外の楽しさにも目を向けられるよう
心に余裕が生まれるといいんですけれどね
そういうワタシも最近は仕事でいっぱいいっぱい
記憶力が悪いので大変です・・(トホホ)
最後にどうにかしなければならないのは自分自身
女性の活躍は楽しいことばかりじゃない
それなりに重荷も責任も伴うものでございますが
あとに続く皆さんのためにもうまく乗り切りたいものでございます
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コメント
認定を受けられるのは良いですが、企業にとっての具体的なメリットが、企業の好感度アップ程度だとしたら、その取り組みに力が入るとは思えません。
投稿: Katsuei | 2016年4月21日 (木) 06時58分