高校生のアルバイト
厚生労働省が5月に発表した調査
発表されています
厚生労働省が高校生を対象にした労働法セミナーの参加者4,016人に行ったアンケート
アルバイト経験のある高校生は1,854人
多い?意外に少ない?
スーパーやコンビニ、チェーンの飲食店などが多いようです
労働条件の明示をされていないものが60%
働く前に口頭ですら具体的な説明がなかったものおも18%あったとのこと
労働条件の明示は、学生バイトであっても働く前にきちんとしておかなければなりません
いいようにつかわれてしまって残業代などもらっていないケースもあるかも知れません
アンケートでは労働条件に関するトラブルとして
・一日に労働時間が6時間を超えても休憩時間がなかった
・働いた時間分のすべてがアルバイト代として計算されていない
・準備や片付けの時間の賃金が支払われていない
・本来禁止されている深夜労働や休日労働をさせられた
などが寄せられているようです
うちのムスメタチの学校ではアルバイト禁止だったので
高校の時はアルバイトをしておりません
ワタシは高校のころからバイト三昧だったのですが
今は進学校などを中心にバイト禁止のところも多いようですね
ただ、大学生になっていきなりバイトをすると
労働条件が悪かったり都合よく使われたりすることがあっても
子供自身が「そんなもんだ」と思ってしまい
問題があることに気付かないケースも多いでしょう
昔と違って
パートやアルバイトが
「戦力」として都合よく使われてしまうケース、
いわゆるブラックな企業も多いです
学生向けのセミナーなどもあるようですが
親自身も
子供のアルバイトについて
「よく働いているわね~」
と感心するだけではなく
賃金未払いや無理なシフトが組まれていないかなど
注意してあげることも大事なのかもしれませんね
我が家の次女はまだバイト経験がありません
サークルも忙しく、学校も遠いので
夏休みあたりから短期で始めるようかなあ。。。??
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コメント
大学に進学するなら、高校生からアルバイトする必要性はないかなと思いますけどね。労働法は知っているようで知らない事多いですから、使う方も違法だと認識していない場合もあると思います。
投稿: Katsuei | 2016年6月 7日 (火) 06時56分