働き方改革が進んでいる?
土曜日、日経新聞
働き方改革で労働時間の短縮を図る動きが広がっているという記事です
育児や介護などしながら働くためには
多くの正社員が長時間労働を常態とする現状をかえなければなりません
安倍内閣でも
働き方改革は大きな柱の一つ
新聞では
働き方改革の取組としての時間外労働の削減を紹介しています
神戸製鋼では
始業時間は変えず
原則自宅へ仕事を持ち帰ることを禁止
時間内に仕事を終えるために業務を効率化
会議では「基本50分、最大80分」などをルール化
メールでも全事業部で文書のつくり方を統一
15年度から先行実施した機械事業部門で残業時間が2割減ったということです
イトーキでは
東京で試験的に導入していた朝の勤務を促し
午後8時以降の残業は原則禁止する制度を7月から前者に拡大
試験期間中は
午前7時から8時までの時間外手当を支給
朝食代も支給していたとのこと。。。(今後どうするか検討中)
住友商事は16年から有給休暇の年間計画を立てる制度を導入し、休暇の取得を促す
職場の管理者が取得状況をチェック
年12日以上有給を取る社員の比率は15年に46%ですが
目標では16年には100%
などなどなど
毎月勤労統計調査で時系列に見る総実労働時間は
この10年でだいぶ減っておりますが
パートタイムを除いた時間で見ると
相変わらず2000時間を超えております
フルタイムで働く人の残業時間を減らすことが大きな課題になっています
中小企業など人手不足が続く企業では
なかなか難しいかもしれませんが
「残業当たり前」をなくすような機運が高まれば
少しずつ時短も広がっていくのでしょうか
時短だけではなく
限定正社員やテレワークなど
いろいろな働き方が広がっています
働き手が少なくなる今後20年くらいの間には
今とは違う働き方が定着していることを期待したいです
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コメント
私の職場では、管理職以外は、仕事に遅れが生じていなければ19時までに帰るようになってきました。私も早く帰れるようにならないといけません。
投稿: Katsuei | 2016年7月20日 (水) 06時58分