育休延長の功罪
昨日の日経新聞夕刊
育児休業の延長が議論されているようです
原則1年半の育休を3年に延ばしてはどうか
という議論です
賛成派、反対派、それぞれの意見が載っていました
賛成派は、
待機児童問題が解消しないこともあるため育休3年に延ばしてはどうか
という考え方のようです
3歳児からは受け入れ枠も多くなるでしょうから
それまでの間は安心して子供に向き合い
ゆっくり子育てを楽しみましょう
といったところでしょうか
実際にはどうでしょうか
育児休業中の給付金の支出は増えるし
復帰後の「浦島太郎状態」を戻すのは大変かもしれませんね
反対派では3年も職場を開けると
「男女の能力差が開く恐れがある」などという議論も展開しております
そりゃ~、3年間のブランクがあれば
男女に限らず
復帰後のスキルはかなり落ちているでしょうね~
ましてや変化の激しいこの時代ですもの
ワタシなどは
二人目育休復帰したら
ワープロがパソコンになっていて
いやいや~、最初は大変でしたね。。。
ということで、働く女性には不評な感じです
今は変化のスピードはとても速いので
復帰後についていくのは大変かな
もちろん昇進したい人はブランクは障害になるかもしれません
それでもせっかくの機会だし
子育てってとても大事だし
何度も経験できるものでもないから
育児休業を満喫したい人もいるでしょう
いずれにしたって選択するのは自分自身
どんな選択をしようと自分の責任です
復帰後に新たな能力を開花させる場合だってあるでしょう
子育てしたからこその能力があるのも確かだと思います
女性のライフプランでは
選択する場面がたくさんあります
結婚、出産、小1の壁、小3の壁
いろいろなハードルを乗り越えて
今できることを精いっぱいやって
その先にある成功にたどり着く人もたくさんいます
ワタシの大学の女子同級生たちは
総合職だった人を含めて最初の仕事を辞め、
子育てしながらセカンドステージで活躍をしています
彼女たちを見ると
隣の芝生は真っ青に見えます
自分は彼女たちのように輝いているんだろうか。。なんてね
「ずっと同じ会社で定年まで働くことが幸せ」
とは言い切れない時代なんだなあ、と感じる今日この頃です
ワタシは定年まで全うしたいと思いますが
働き方は人それぞれです
どんな選択をしても
後悔しないように
自分で結論を出して
前に向かって進んでいきたいものでございます
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コメント
お久しぶりです~^^
なるほどとおもいながら読ませてもらいました。
結局物事、このことに限らずメリットデメリットでてきちゃいますよね。
折り合いをどうつけていくのか。。。
待機児童が10年後には死語に、なんて小池さんいってましたけど、保育所建設反対のニュースも度々報道されているのにどう解消していくのかなあ。
10年なんてあっという間ですよね。
今は少し他人事になってしまったけれど、子ども達がまたそのうちぶつかる問題。
いやいや、みんなで考えていかないといけないですね。。。難しい~
そう、私もまた派遣にちょこっと応募を始めてみました。
10年のブランク、自分ではついこの間のようなきもしますが、10年は長いですよね~
投稿: ひなぴ | 2016年9月 7日 (水) 16時04分
3年間も職場を離れていて、必ず前職に復帰させる。内勤ならなんとかなりそうですが、外勤の方はどうでしょう?お客様の反応が心配です。
投稿: Katsuei | 2016年9月 8日 (木) 06時54分