働く女性の実情は?
厚生労働省の調査です
最近は、共働きで働くのは本当に普通になりましたね
小学生くらいのお母さんはもちろん
辞めなくてよい環境があるなら
出産後もそのまま続ける方が増えたような気がします
実際、データでみると
労働力調査によれば
平成27年の女性の労働力人口は2,842万人。前年に比べて18万人増加
男性は7万人減少して3,756万人なので、
労働力人口総数に占める女性の割合は43.1%です
いわゆる「M字カーブ」の状況を見ても
25~29歳で80.3%の女性が働いています
8割を超えたのは過去最高とのこと
M字の底も、10年前に比べると
30~34歳女性の場合、H17年で62.7%だったものが
平成27年では71.2%です
産業別雇用者数を見ると
女性は「医療福祉」の増加数が多いです
介護職などに就く方が増えているのでしょうか
雇用形態の状況を見ると
女性は正規の職員は前年より23万人増加して1,043万人
非正規職員は前年より13万人増加して1,345万人
人手不足ということもあり、
また、女性の活躍を後押しする社会情勢もあるのでしょう
正社員として働く女性が増えているようです
賃金の状況を見ると
女性の一般労働者の決まって支給される現金給与額は27万8400円(前年比0.9%増加)
男性は38万4900円で、まだまだ男女の差は大きいですね
共働き世帯は当たり前になりつつありますが
非正規で、扶養の範囲内で働く女性はまだまだ多いです
最近では、時間限定や、職務限定の「限定正社員」も広がりつつあります
10月1日から社会保険料の対象者が変わりました
働き方を調整した方も多いかもしれません
働き方は人それぞれですが
将来を考えれば
長く働くつもりがあるのなら
しっかり働いて、老後に備えたほうがよい。。。かもしれませんね
政府でも「働き方改革」に取り組んでいますが
同一労働同一賃金など
クリアすべき課題は多く、ハードルも高いです
ワタシなどは正社員で勤続30年
それなりに稼いでおりますが貯金はほとんどありません
最後は自分の身は自分で守れるよう
老後に備えて引き続きしっかり働いていかなくちゃ。。。かな
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コメント
うちのそうですが、私の残業が日常化しているので、女房ができる限り家事ができるように、残業になることが少ない派遣社員を選んでいます。派遣社員だと、ベースアップなんてあり得なくて、長年働いて作業効率が良くなったとしても所得は変わらずです。
投稿: Katsuei | 2016年10月 5日 (水) 07時05分