出産後の就業継続意欲は?
厚生労働省の調査です
平成24年10月時点で20~29歳だった男女
平成14年10月時点で20~34歳であった男女
を対象とした調査
このうち、独身女性の結婚後の就業継続意欲について
14年調査と24年調査のそれぞれの独身女性の結婚後・出産後の就業継続意欲
24年調査の対象者の方が
結婚後も仕事を続ける
同じく出産後も続ける
と答えた方が多くなっています
特に、出産後も仕事を続ける
と答えた方は
14年調査では51.3%ですが24年調査では65,1%
出産を機に辞める
と答えた人は
24年調査では6,9%
この10年の間に
「出産したら一度やめる」
ではなく
「出産しても仕事を続ける」
という意識が高まっているようです
収入がそれほど上がらないこともあり
男女ともに共働きが普通になりつつあり
育児休業の制度もだいぶ普及してきて
一度やめなくても働き続けられる環境も整ってきたということでしょうか
最近では「イクボス」のようは言葉もだいぶ聞かれるようになり
働き方の見直しを進めようとする政府の後押しもあり
男性も女性も働きやすい取り組みを進めようという動きも進んでいます
一方で電通の事件のような過重労働はなくならない
ワークライフバランスの取り組みも掛け声に終わらないようになってほしいところ
とくに「女性が働きやすい」のはよいですが
家に帰っても忙しいのはやはり女性
忙しいパパが家事や子育てに参加できないと
家庭のイライラも募ってしまいます
働き方は人それぞれですが
いよいよみんなが働かないといけない時代になってきます
外国人の労働者も増えてくるかもしれません
当たり前に働けるのはありがたいことですが
仕事が減らない中で人だけは減っていって
みんなが大変。。。
ということのない世の中にしなければいけないんでしょうね
もちろん、誰かの支えは必要です
一人で解決できないこともたくさんありますが
「だれかが救ってくれる」と待っているだけではなく
自分でできることは自分で変えていかなければならない
自ら行動を起こすことも時には必要です
これから20年、世の中はどんどん変わっていきます
自分たちも、柔軟に生きていきたいものだと思います
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