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人口減少社会でどうなるかを考えてみた

未来の年表 ~人口減少社会でこれから起こること~

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講談社現代新書 河合雅司著

なかなか面白い本ですね

人口減少社会

人が少なくなって住みやすくなっていいじゃない

なんて考える方もいるようですが

地方ではもう大変なことになっています

ワタシは旅行が好きでいろいろなところに行っておりますが

関東と違って地方では本当~に人が少ない

ぽつぽつと点在する住居にすむ高齢者

病院もなさそうだしもちろんコンビニもない

今はよいとして

老朽化する水道管などのメンテはどうするんだろう。。。。

などといつも感じていたことがこの本で具体的に書いてありました

人口減少カレンダーでみる未来の様子

2017年 「おばあちゃん大国」に変化

 4人に一人が高齢者。特に、一人暮らしの女性高齢者の増大

 ワタシの母も昭和6年生まれ。一人暮らし。周りの友達もみんな女性高齢者。。。

2020年 「女性の2人に一人が50歳以上に」

 子供を産む年齢の女性が減っているうえ結婚しない男女が増え、
 晩婚晩産化で生む子供も1人という人が増えていますよね。。。

 うちの娘、特に次女は男の子に興味なし。。。女子高に入れたのは失敗だった?

2022年 「一人暮らし社会」本格化

 人口が減少しているけれど一人暮らし世帯増加中。特に高齢女性と独身男女。
 離婚も多い日本、家族が消滅?

 家を出た長女に新しい家族が増えることを期待しております。。。

2024年 「3人に1人が65歳以上」

 高齢者になっても働けばいいじゃない。。。。いや、元気ならいいよ。
 90歳以上になる自分の親の面倒は誰が見る?介護人材も不足しているし。。
 介護はロボットや外国人にお任せする時代になるのかしら?

2033年 「全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる」

 すでに空き家が増えていますよね。
 実家に帰っても近所に空き家多数。家を継ぐ者はいなく、家も管理されず草ボウボウ。。。崩れかけているお宅もあるのよね。

 実家の母が亡くなったら空き家になる。。。どうしようか?

2035年 「未婚大国が誕生」

 男性の3人に一人、女性の5人に一人が生涯未婚だとか。。
   
恋人のいない若者も急増。特に交際を望まない人も増加。

  (次女に向かって)恋愛に興味がない、面倒ってアンタ、ちょっとさびしすぎない?
 せめて男の子友達を作ってほしい

このほか、輸血用血液が不足するとか、地方から百貨店や銀行、介護施設が消えるとか。深刻な火葬場不足が懸念されるとか、

このままいくとこうなるかもしれない

という危機感をあおってくれる本でございます

いろいろ対策がかかれておりますが

少子化はもう止まりません

なにしろ若い子たちが恋愛に興味ないんじゃねえ

一人暮らしもいいけれど、だれかと一緒に新しい家族を作るのも幸せなんだよ

というムードにならない日本

サラリーマンの夫を支える専業主婦と子供二人

こんな社会を前提とした社会保障制度に手を付けられない日本

悠々自適どころか、自分たちの年金を削って

働けるうちはずっとしっかりと働いて

未来の世代を助けなければならない

そんな状況になりつつある

AIやロボットでは子供は増えない

子供を持ちたいと思う人が増えるように

みんなで何かを我慢して社会を作り替えなければならないのかもしれない

(もう遅すぎるのかも)

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