働く正社員女性たち
働く女性が当たり前になってきた今日この頃
女性はパートタイムとして働く人が多いですが
正社員として働く女性はどのくらいいるのでしょうか
厚生労働省平成28年度雇用均等基本調査
正社員・正職員の男女比率は 女性24.8%、男性75.2%
職種別にみると
総合職として働く女性は18.4%
限定総合職として働く女性が30.9%
一般職として働く女性は31.5%
だということです
女性だけで見た時には
総合職が35.3%、限定総合職が11.9%、一般職が5.5%
「限定総合職」というのは
転居を伴う転勤がないか、一定地域内や一定職種内のみで移動のある総合職
育児をしながら働き続けられるように最近増えてきている職種です
採用状況を見ると
男女とも採用する会社が増えてきているようです
女性管理職の状況
女性管理職を有する企業割合は企業規模10人以上でみると
たとえば係長相当職以上(役員を含む)の女性がいる企業は
平成21年度65.4%から平成28年度は64.8%
役員を含まない場合では
平成21年18.4%が平成28年度に19.0%
課長相当職以上(役員を含む)では
平成21年度で58.0%が57.3%
役員を含まない場合では
平成21年度15.0%が平成28年度16.6%
・・あまり変わっていないようですね
企業規模が大きいほど数字は高くなります
女性の活躍がうたわれておりますが
ワタシの時代は
家庭も仕事も子育ても女性が頑張りましょう
という感じでございました
最近では
若い男性は家事も育児も参加する人が増えているようですが
まだまだ女性の負担が多いのが現状でしょう
高学歴の女性が家庭との両立をにらんで
あえて一般職を選択するという話も聞きます
結婚し、出産し、そして仕事も続け、ずっと頑張って働き続けて管理職になる
正直、大変なことも多いですが自分ができることが広がるのも確かです
働き手が少なくなる時代
これからは男性も女性もしっかり働かないと社会が回りません
働き方は人それぞれ
活躍の仕方も人それぞれ
働き方もどんどん変わっています
自分のライフプランをよく考えて
無理のない働き方を選択できるような時代が来ることを期待したいものです
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