8割が働く母
厚生労働省が毎年調査している
平成13年と平成22年に生まれた子供の状態などを縦断的にずっと調査しています
今回は平成13年生まれの子供の状況についてちょっと紹介してみましょう
平成13年というと、今年16歳でしょうか?
YUが平成9年生まれだから、うちの娘の少し下の子供たちのお母さんの
働く状況は。。?
出産半年後の第1回調査では
働く母は24.9%
うち、常勤が16.1%、パートは3.4%、自営が5.3%
働いていない母は74.2%
働く母の割合は年を追うごとに増え
今回第15回調査では80.8%
高校生になったお子様のお母さんたち、実に8割が働いているようです
常勤は24.5%、パート48.9%、自営7.5%
働いていない母は18.8%
いよいよ、働く母が増えてまいりましたね
ほとんどはパートですが
ここにきて女性の活躍が叫ばれるようになったこともあり
パートから正社員へと転身する方も増えているのではないでしょうか。
今回、子供自身が考える進路と保護者が考える進路が発表されておりますが
男の子の親と女の子の親とでは
進路に対する考え方が大きく異なっています
男の子の場合はおおくのお母さんが
「大学に行ってから就職してほしい」と考えているようですが
女の子の場合は
「子供の意思に任せる」
というお母さんが多いみたい
進路についてワタシが子供のころは
「女の子は(仕事はちょっとして)早く結婚して子供を産む」
が当たり前で
大学に進学する子は中学校の同級生などではほとんどいなかった
ワタシくらいの年代のお母さんは、自分自身が
「女の子は早く結婚して子供を産んだらパートで働く」
というモデルが多いでしょうから、
子供にもそう求めるのか、または自分で考えて選んでほしいと考えるお母さんが多いのかな
ワタシの周りをみても
専業主婦からパートや派遣で働くお母さんたちは
「女の子は結婚すればいいから、そんなしっかり働かなくても」
なんていう方が多いです
が、これからは女子も未婚の子が増える時代
男性も女性も普通に働くのが当たり前になってくるでしょう
自分が働き始めた30年前
そして自分の親が働いていた60年前
そして娘たちが50代になる30年後
100年かけて、日本の社会は本当に大きく変わるでしょう
今は少子化が恐ろしいほど進んでいく過渡期です
ロボットやAI、外国人と仕事をする時代
定年まで働かない時代
雇用によらない働き方をする時代
これまでになかった働き方がすぐそこまで来ています
親が考える未来は子供たちの考える未来とは大きく違ってくると思います
子供たちに明るい選択肢を少しでも残してあげるのが
今に生きる自分たちの使命だと思います
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コメント
おはようございます♪
宝塚、帝劇、うちの娘の大好きなとこです。
私と同い年のヅカファンとも一緒に観劇に行く娘、きっとゆうままさんとも話が合いそうですわ。
いつも思ってますが私達親世代が意識改革(これからは男女平等当たり前、それは仕事も家事も育児も)することが先決ではないかなと!!
女の子はいずれ結婚するからではなく、
男の子は家族を養わなきゃではなく、
女の子は結婚しても働く、出産しても働く
男の子は自分だけの給料で養うだけではなく、
夫婦二人で家計も家事も育児も遣り繰りする。
ぐらい私達親世代が思うことが大切かなと。
保育園問題なども多々ありますが、育休制度が進んでる会社も探せば沢山あります。
そういう会社に入る為には自分に何が必要か(もっと勉強するなり資格取るなりのスキルアップ)と言うことを子供が学生時代に伝える事も私達親の責任とも。
それから一番大事なのはゆうままさんの様に共働きしながら子供達とも楽しく関わる素晴らしさを子供に見せる事だと私は思っています。
投稿: hanamodangomo | 2017年9月 4日 (月) 08時28分